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なぜ昔の人は結婚が早かったのか

現在、日本人における男女の恋愛関係は非常に冷めてきている実態があると言えます。 俗に言う草食化現象が顕著です。 2012年頃、国が独身男女に行なった彼氏や彼女、恋人の有無の調査では、男性の20〜34歳代 で約6割女性の20〜34歳代では約半数が特定パートナー、異性の交際相手がいないと答えたという。 また、アンケートの回答では、恋人ができない理由として、「出会いがない」「適当な相手に巡り会えない」と答えた男女は過半数の55%前後となっている。

少子化、非婚、晩婚化問題が深刻になってきていることが伺えます。 しかし困ったことに政治家は特に対策もせず若者の雇用問題や生活の安定には 力を入れていません。

今回考察するのは昔と行っても江戸時代や明治時代ではなく、 大よそ戦後1950年〜2000年の事について考察していきます。 恋愛に興味関心が薄く消極的だったり、 未婚率や非婚晩婚化が進行している原因や理由はひとつではなく 複雑な事象が絡まって起こっているため、色々な面から判断する必要がある。

総務省統計局の男女の年齢別生涯未婚率を見ると、 1950年代は5%以下とほぼ皆婚社会です。 それからじわじわと上昇しているが、 1980年以前はほとんど横ばいで安定している。

しかし1980年から急激に生涯未婚率の割合が上昇してきており、 まだまだ右肩上がりに伸びていきそうな現状がグラフから伺える。 特に女性の30歳代前半の伸び率が著しく、1980年から2000年で約3倍程度に跳ね上がっている。 1980年前後になんらかの時代背景や恋愛模様の変化が始まっていることが伺える。








1970年台以降に 生涯未婚率が上昇、結婚年齢が遅くなり始めた原因として よく挙げられる定番の理由は、 進学率、教育水準の向上、女性の労働力参加、都市化などがある。 教育水準は先進国が成長していくにつれてどんどん成熟していく。 昔は大学に入学できただけで非常に勉強家で頭が良いというイメージがあったが、 少子化の現在では大学側が入学者を定員まで確保するのが難しくなってきており、 AO、推薦入試などで積極的に学生を集めている悲痛な事態となっている。

また、学校に拘束されているとその分結婚を考える期間が遠のく。 大学では若い結婚適齢期を4年も削ってしまう。 さらには学歴を身につけることで、結婚相手のレベルを高学歴に限定して 高望みする傾向も出てきてしまうなど 色々な弊害が重なって出現してくる。

女性の労働参加も、女性の自立を促すのは良いのだが、結婚面で考えればいただけない。 都市化というのは、地方から都市部への1人暮らしをはじめることで、 経済的に圧迫されて貧困に陥る事態、 また、ご近所の家同士の付き合いがなくなることで 、地域のお見合い婚活システムから外れる、両親と同居していないため、 結婚しない事を厳しく責められない。

世間体を気にせず独身を謳歌してしまうことなども 晩婚化の原因とも言われる。 とにかく恋愛や結婚は時代背景などを見ても、ひとつの要因だけを取り上げて「これが悪い」と言える特別な ものはなく、 沢山の要素が複雑に絡み合っているので、多面的なものの見方で過去と現状を把握する必要がある。

昔と今の恋愛観、結婚観に関する心理面での大きな違いはおそらくあまりはないものの、 決定的に違う部分、恋愛や結婚に踏み出せない理由は、 ストレスの過多 ではないかと考えます。 特に日本人は勤勉で神経質、引っ込み思案な面があり我慢をよくする傾向がある。 夫婦生活の回数も世界41ヶ国中で最下位となっている現状もある。

昔に比べて現在は情報が膨大すぎると言われており、 仕事でも趣味でもPCや携帯から目を離せない、人付き合いが多すぎるなどの気苦労。 街に情報が溢れすぎているため頭を使う機会が多くなっている。 いらない情報を意図的に取捨選択して捨てなければ処理が追いつかないのです。

良く言えば知的で頭が良くなったとも言えますが、 悪く言えば動物的な本能に従うまま行動する能力の退化、生命力が弱まったと結論付けることもできます。 また、2000年以降はリーマンショックや不景気の始まりであり、 昔に比べて将来への希望が持てず不安な面もあります。

現代人の多くが忘れているのは、物を食べられ生活ができるありがたさではないでしょうか。 お金に縛られず生きているだけで幸福感を感じられれば、ポジティブで楽観的になり、 性にも開放的になると思います。 結婚が早い、遅いの理由は様々ですが、 今の日本人は頭でっかちに理性で考え悩みすぎる面があり、 これが恋愛や結婚の大きな足枷になっている現状があるのではないかと思います。

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昔の人が低年収、低収入でも結婚できた理由

・結婚相手の選択肢が狭かった

昔の恋愛環境は今と比べると出会いのチャンスが非常に少ないです。 だからこそ、結婚適齢期の男女がいればすぐ相手を好きになったり惚れることが多く、 必死にアプローチやアタックをしていた。 そして、一度付き合い始めると、ほとんどが結婚前提でありそのままゴールインまで突き進む可能性が高い。

出会いのきっかけは 海や山、居酒屋、繁華街でのナンパ、学校、職場など定番のスポット は共通で、過去も現代もさほど変わらないのですが、 最も大きいのが携帯電話とインターネット環境の有無です。 現在はネットで自分以外の男女の交際状況を確認できてしまう。 そうすると、自分がいかにダメな彼氏や彼女と付き合っているのか思い知らされることがある。

テレビやメディアで「平均年収は400万円以上がいい」という女性の声が流れると それが普通という意識が刷り込まれてしまい、年収が少ない男性を 恋愛対象外にしてしまうこともある。 綺麗なアイドルや、イケメン俳優を見ると、求める顔の特徴、ルックスのレベルも高まるかもしれない。 余計な情報が少なかったという面では昔の男女の方がよっぽど幸せだったのかもしれません。

現在は出会い系サイト、恋人、メル友募集掲示板、SNS、ラインなどのスマホアプリなどで 簡単に知らない男女と知り合うことができる。 これは遊び目的の付き合いをする分にはメリットとなるのですが、 結婚を考えた時にはデメリットとなる。

というのも、このようなサービスを利用しているのは 大半がモテる男女であり、ネット恋愛がきっかけでデートをしたりすると それ以降の相手に求める理想が高まる可能性がある。 特に若い年下女性が大人の年上男性と遊んだりすると、 リードが上手くエスコートしてくれたり、マメにメールや連絡をしてくれて プレゼントもくれたりと至れり尽くせり状態になる。 もしそんな彼氏が一時的にいたとすると、別れた後に他の新しい彼氏候補の男性が 魅力的に見えるかというと非常に難しい。

過去に可愛い子や格好いい人と付き合ったことがあると、 プライドが高くなってしまい自分を安売りしたくなくってしまう心理が働くことがある。 自由恋愛、性の低年齢化などが社会問題として騒がれている。 ネットで気軽に交際相手を探し出会うシステムが一般化してるため、 恋愛のモラルやマナー、社会的な模範意識が低下して、結婚を考えない交際が増加しているのかもしれません。

・女性の社会進出

途上国のように極端な男性主義 男性に依存しなくても生活できる、昔の女性にとっては 結婚できるかできないかは死活問題であり、 夫、配偶者がいなければ食べていくのが大変という価値観であった。

過去の恋愛が忘れられないなんてロマンスを求めたり、 理想的な条件、容姿やスタイルを持つ人じゃないと 嫌だなんて高望みはできなかった。 女性は妥協や我慢をして、自分を好きになってくれた相手、告白してくれた 男性を好きになる努力をしていたのです。

また、経済的に自立することで、女性は男性と結婚し専業主婦になり家事や子育てに専念するだけでなく、 1人で働き、お金をやりくりして生活できるので、 多様なライフスタイルを選択肢に入れることが可能となってきた。 共働きをしている女性も増加しているので、離婚率が高まっている一因とも言われている。

女性がキャリアを積み管理職にもなれるようになった現代では、 結婚相手の男性にも自分と同水準の収入や条件を求める傾向が強い。 これに伴い自己主張やわがままも通りやすくなり、 さらには男性側の萎縮や自信喪失などの悪影響にも繋がってきている。

特に90年代以降はフェミニストの男尊女卑改善、男女平等や女性の権利主張、 ジェンダーフリーという性別間の差を無くそうという 運動が盛んになり、男女の差別、区別の垣根を取り払おうという議論が起こっている。 これによってオスやメスとしての男女差が希薄化してきているという面も伺える。

肉食系女子、草食系男子なんていう流行の言葉がジェンダーフリーが勧められている現状を物語っています。 昔の日本は一部の途上国のように極端な男性上位主義でもないが、 亭主関白的な一家の大黒柱として仕事をしたり、頼れる男の強さを備えていたが、 このような部分も薄れてきている。 女性の権利を主張して地位を向上させたが故に、かえって男性からの支援や援助を 受けられなくなり、困っているという本末転倒な現象が起こっています。

・労働環境の変化

現在はサービス残業での過労死が問題になっているが、 実は昔の方が労働時間そのものは長かった。 しかし、恐らく現在は働く時間は昔よりも短いものの 精神的な負担は段違いなのではないかと思われる。

一昔前、高度成長期やバブル時代は年功序列であり ボーナスや昇給もきっちりしていた。 リストラやクビを切る会社もほとんどなかったから 、会社や同僚との一体感もあったし心理的に余裕があった。

しかし、現在は不況の波で安定雇用が崩れ、正社員であってもいつ辞めさせられるかわからない 、さらに非正規労働者、派遣社員や契約社員などが増加しさらに不安定さに拍車がかかる。 コンピューターを使う複雑な仕事も多く、 能力主義でさらに他社との競合が激しい。 中小企業では昇給やボーナスもほとんどない。

労働時間そのものは昔の方が沢山あり仕事がきつかったのに、 給料や将来へのプレッシャーによる精神的ダメージに大きな差がある。 手当てや生活保障がしっかりしているかどうか、 将来の安心が感じられないかで彼氏彼女作りや、 結婚を決意するかどうかの意識も大きく違ってくる。

生活基盤、足元がしっかりしていないので結婚するのが不安になってしまうのは仕方が無い面がある。 これから先は賃金格差も広がってくるので、 収入が少なくてもやりくりしたり、 カップルや夫婦でお金がなくても幸福感を感じられる生き方を模索していく必要性があるかもしれない。

・夜の営みが多い

昭和時代は建設ラッシュ真っ盛りであり、肉体労働者、土建屋系で 生計を立てている男性が多かった。 筋肉量が多いと男性ホルモンの分泌も旺盛になり、 性欲も強くなる。

また、昔は亭主関白気味で夫、旦那の欲求を満たすのは妻の役目であるという意識があったため、 自然妊娠で子沢山になる傾向があったという。 考えてみると、おじいちゃんやおばあちゃんの兄弟姉妹は3人以上は当たり前の 大家族ばかりです。

それに比べて現代の男性はというと、体を使う仕事よりも、頭を使うパソコンや事務系 の仕事が主体となっているので運動能力が低下してきている。 このような内勤は外を歩いているよりも人間関係や身体を動かせないストレスが思った以上 に掛かっているため、家に帰ると疲労感が激しい。

夫婦生活、俗に言う仲良しの回数や頻度は昔の方が多かった。 もちろん独身時代のフリー恋愛であってもこの傾向は当てはまるのでしょう。 現在は草食系男子と呼ばれる異性に関心が薄く消極的、比較的淡白な性格の男性が増えているという。 その根本的な原因は足腰を動かさないことによる運動不足が大きな原因ではないでしょうか。 社会的なストレスや室内で遊び暇を潰す習慣が男性の力を弱めているとも考えられます。

・核家族化

核家族化問題、これは都市部への人口一極集中にも関わる問題です。 昔は地方と都市部であっても、そこまで大きな差がなく 経済的にも安定していた。 しかし、時代が進むに連れて地方の過疎化、経済環境の悪化が目立ってきている。

若者は仕事がある都市部へと働きに出て1人暮らしをしなければならなくなる。 そうなると、家賃や食費、光熱費を家族と折半できなくなり経済的に逼迫してくる。 結婚資金を 貯める余裕もなくなり、結婚の負担を考えると及び腰になってしまうという仕組みになっている。

大家族世帯で同居する場合はお互いに支えながら生活できるためお金の工面を心配する事があまりない。 昔の女性は花嫁修業で料理や作法、マナーなどを教えられたという。 結婚相手の男性の家に嫁ぐ時に、専業主婦になった時にこのような家事の技術が 必要だったからです。

また、昔は大家族ばかりだったので、ご近所使いも密なものでした。 地域での横の繋がりが広かったので、お節介焼きの親戚や近所のおばさんが仲人になって 無理矢理にでもお見合いをセッティングしたり 、彼氏や彼女、恋人候補を紹介してくれたり することも日常茶飯事だった。

日本は豊かになっているはずなのに、孤独で寂しい人が増えている。 それは核家族化、都市部への1人暮らしが増えていることに原因がある。

・未来に希望があった

現代の日本は昔のようにイケイケドンドンで成長するような空気が失われている。 昭和時代は会社の方から就職する学生を求め接待をするぐらい仕事があり、 土地には空き地が沢山あり、技術も未熟で開拓や成長の余地がまだまだある。 仕事を頑張り残業をすれば努力に見合った出世のチャンスも与えられたし、 プー太郎のように遊んでいてもちょっと就職活動をすれば仕事にありつけたので 、自分の好きなこと、夢を追いかけることもできた。

しかし、平成に入ると 高度経済成長、年功序列などの安定成長の基盤が失われ、 正社員は絞られている。 就職活動も会社に余力がないので、 即戦力を求める経験重視で求人倍率が高くさらに雇う人数も減少してきている。 ニートやアルバイト、フリーター、契約社員など非正規雇用がこれからも増加すると 予想されている。

そして、 インターネットが普及しだすと 情報伝達が爆発的なスピードで速まり、 全ての知識や情報を誰もが共有できる状態になってしまった。 機械化や自動化も進み、ものづくりに人間の入り込む場所も少なくなってきた。

現代社会は、経済、雇用、技術など 非常に高度な技術以外は進歩や改革の余地がほとんどなく飽和状態になってきている。 夢を追いかけようにも、面白そうなことは既に誰かがやっている、仕事や収入は不安定、 社会福祉費用に占める税金の増加、 国の借金が膨らみどうしようもなくなってきているなど、

先送りし続けてきた問題は山積して八方塞状態な現状がある。 外国に比べればまだまだ全然豊かなのだが、このような衰退していると感じてしまう状況では結婚して子供や家庭を守っていけるのか男女共に不安になってしまう のは間違いない。



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