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独身未婚男女増加の心理的な原因

生涯未婚率は右肩上がりで上昇し続けている。 なぜ昔の人は結婚が早かったのか の冒頭でも書いてあるように、独身男性、独身女性の20歳〜34歳の男女の約半数は特定の恋人がいない フリーの状態だという。 未婚率の割合では、おおよそ30代前半男性の2人に1人、30代前半女性の3人に1人は 配偶者がいないという深刻な状況になってきている。 昔の日本人は40代にもなれば誰もが当然のように結婚していました。 しかし現在では不況の煽りや将来不安からこのような未婚、晩婚、少子高齢化はさらに進行していきそうです。

1980年代以前は皆結婚社会であり、独身で余っている若い男女がいれば、 地域のご近所付き合いをしているお節介焼きのおばさんや両親が仲人となって 、お見合いや紹介をしてくれるのが自然なシステムだった。 しかし、都市部一極集中傾向で都心に1人暮らしをして仕事をす若者が増えたため、 このような仕組みはほとんど機能しなくなった。 さらに、女性の社会進出により、女性がお金を稼ぎ自立できるようになったのも、 結婚を遠ざける一因となっており、離婚率が高まる原因ともなっている。

医師、女医、看護師などモテる職業で年収も十分あり安定的にお金も稼げ、貯蓄もある男女が 、意外にも独身率が高いという統計データもあることから、 社会システムが人間にはあまり相応しくないのではないかという疑惑を抱いてしまう。 他にもジェンダーフリー運動、男女平等社会の推進、自由恋愛をメディアで囃し立てるなど、様々な社会的要因による 未婚率の上昇は考えられる。

彼氏、彼女はいないけど20代だからまだ恋愛や婚活は余裕だし、仕事に専念しよう。 なんて悠長なことを言っていると、あっという間に30代独身恋人なし、という危機的な状況に陥ってしまう。 彼氏が「責任を取る」というから信じて待っていたのに、長期間付き合った末別れを告げられ、 見捨てられてしまうなんてこともあるので 、現在彼氏がいたとしてもプロポーズされるまでは安心できない。

30歳は一種の区切りで、20代のようにボーナスタイムの状況ではなくなってきます。 異性から口説かれたり話しかけられる機会も減ってきます。 これまで培ってきた知識や経験から来る人間的魅力が勝負という世界になる。

若い頃のように受け身のまま何も行動を起こさないと、 良し悪しは別として生涯独身という人生を送ることになる可能性があります。 早めに手を打たなければお金、貯金やマイホームはあるのに結婚相手がいないなんて事態にもなりかねない。 恋愛や結婚は年齢が若ければ若い程有利なので、出会いや恋人探しは早いに越した事はない。

仕事を頑張るのと同様に、異性との交流を深める努力もする必要があります。 20代後半の若い頃から婚活をしているのに、なかなかうまくいかないというケースの場合は、 大抵は性格に一癖あったり難があることが多い。 一度悩み始めて、自分の性格を改善しようと思わなければ性根はなかなか変わりません。

客観的視点から、自分の姿を眺めてみて、 嫌われるような点はないか考えて見ましょう。 今回このページで、社会的要因による未婚率の増加ではなく、 人の性格や内面、心理的な特徴や傾向が理由で結婚できない男女の ことを考察していきたいと思います。

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独身未婚の人の共通点

若い頃は独り身でも遊び相手に困らないかもしれませんが、 30代後半や40代、アラサーやアラフォーで独身、家族も子供もいないとなると 寂しく孤独感を感じることが増えると思います。 実際35歳を境に一生結婚できない不安で悩んだり苦しみ始める男女は大幅に増加するようです。

もしこれから婚活をしようと思っていたり、結婚願望がありまだ結婚を諦めていないという方は 顔や容姿、体型やスタイル、年収や職業などの外見的特徴や条件面にばかり目を向けず 、内面から人に愛されるかどうかを考えてみて、どこか改善点がないかチェックしてみましょう。 40歳代、50歳代でも若い人に負けないようなスキルや魅力があれば、結婚も交際も可能なのです。

・柔軟性がない性格

人から嫌われるのは、相手の立場にたって物後を考えられない人、 大抵相手に合わせることができない人です。 自分の考え方を絶対に曲げない人や協調性がない人は いわゆる「頭の固い人」として敬遠されてしまいます。

逆に自然と相手の波長に合わせることができる人は「ノリが良い人」として 皆から好かれ可愛がられます。 恋愛では時に、頑固さや強引さなど愚直に求めることも必要な時があるので、 気を遣いすぎるのもあまりよくないのですが、 やはりまったく相手のことを考えられないことの方が重症です。

例えば婚活パーティで年収が絶対大事だという考えと曲げないと、 いつまで立っても妥協できずに打算的な高望みばかりして活動を続けてしまう。 偏見や自分勝手な思い込みは相手を傷つけることがあります。 世渡り上手は周囲の流れに乗るのがうまい。

流行のファッションや髪形、ドラマやゲームなど新しいものをすぐに取り入れる。 このように好奇心旺盛な人は、色々な環境の変化に対応できるので、 人間的にも丸くて誰でも受け入れる人が多い。 柔軟性の無さとは、自分自身で恋愛対象を狭めているとも言えます。 恋愛体質の男女は、すぐに異性を好きになる惚れっぽい多感で好色な一面を持っています。 これも、どのようなタイプの人でも許容できる柔軟でポジティブな思考回路があってこそです。

・自分勝手、わがまま

若いうちは「車出して」「遊園地行こう」「プレゼント買って」など、 アッシーメッシーミツグ君のように、 勝手気ままに相手を利用しても、面倒を見てくれていたかもしれません。 特に年下女性が年上男性と付き合ったときはこのような主従関係になりやすい。 しかし、もし別れてしまいそのような優遇された状況から 他の交際相手に移ると、前のように丁寧に扱ってくれないことに不満を覚えるかもしれない。

お金持ちになって一度贅沢なことを味わうと 、その後貧乏になってもそれが忘れられず生活水準が下げられないで借金をしてしまうという。 過去にモテていた女性は特にこのように元カレを好きなまま忘れられなくなってしまうことがある。 逆に男性の場合は、多少乱暴で自分勝手の方が好かれる傾向があり、 あまりに気を遣いすぎると「いい人」というレッテルを貼られてメールの返信をくれなくなったり 遊んでくれなくなることもある。

男性は女性を自分の好き勝手に連れまわしたりコントロールしたい欲求があり、 女性は男性に引っ張られたり尽くしたいという気持ちが本能としてある。 子供っぽい性格の男は無邪気で可愛いと母性本能をくすぐる。 逆に女性の場合は甘え上手になることで、男性から守ってあげたい対象になることができる。 自分勝手やわがままもその量や度合いによって相手に与える印象は180度変わってしまう面がある。

可愛いわがままなら許されるが、 浮気や不倫、あまりにも相手を振り回したり束縛するような自己中っぷりは 当然嫌われてしまうので気をつけよう。 男性で言えば、彼女の話を一切聞かず下心や体目的でしか会おうとしない、 女性では、不機嫌な時に急にきつく当たったりヒステリックに怒ることなどを特に注意したい。

・ネガティブ思考

何か物事を考える時に、最初に否定してしまう癖がある人がいる。 このように何かの欠点や悪い点ばかりに目を向け、粗探しをしてしまい、 さらにそれを言葉に出してしまうと非常に 嫌われやすい。

また、自己評価が低く劣等感に苛まれており、自虐的な性格も良くない。 人は誰と一緒にいたいかというと、一緒にいて楽しい人や安らげて落ち着くような人です。 卑屈で謙虚に自分を小さく見せる人よりも、嘘やハッタリでも自分を大物に見せる方が人気は出ます。

何かを否定する人というのは、常に反発心があるので緊張しっぱなしになります。 「ジャニーズって格好いいよね」と言ったら「オカマみたいでキモイじゃん」 のような発言をしてしまう人です。 上記はちょっと面白い例になってしまいましたが、 これが特に相手のプロフィールや身体的特徴になると危険性が高い。 「あの学校ってダメそうじゃん?」「あそこに住んでるんだ、田舎っぽいよね」 「背が低いね」など、軽く冗談のつもりで言っても、 相手にとっては精神的なダメージとして蓄積しているかもしれない。

また、悲観的な人はあまり人生を楽しんでいないから、表情が暗くなりがちです。 楽観的でポジティブ思考の人は、能天気なので どんな境遇であっても明るく過ごせるし、 周囲にプラスのオーラを出し、陽気な気持ちさせるため人気になります。 どんなに自分に自信がなくても、貧乏でも、明るく自信タップリなら 不思議と人が集まってきます。 自分の頭の中で成功のイメージを作り出し、それを潜在意識に刷り込みましょう。 明るい思考はアクティブな行動や態度を生み出し、成功へと繋がります。

・笑顔がない

自分の表情と言うのは、ほとんど無自覚なので治すのは結構意識している必要があります。 特にいけないのが、常に無表情な能面なタイプです。 真顔は自分が思った以上に恐ろしい表情をしており相手を不安にさせるものです。 電車の鏡を見ると、疲労が溜まった悲惨な顔が映るかもしれない。

無表情で人と接していると、 「何を考えているのかわからない」「怖い」「一緒にいても楽しそうじゃない」と思われてしまう。 男性も女性も、異性からの笑顔は大好きなので、一緒にいる相手が笑ってくれると大変嬉しくて 、感激します。

恋人が途切れないモテる人は、常に笑顔が途切れず、些細な事でも微笑を浮かべてくれます。 例え営業スマイルであっても、稀に笑顔を見せてくれると人は安心して親しみを感じます。 いつも無愛想で表情に変化が乏しい人は、異性をコミュニケーションを取っている時、 デート中にちょっとでも笑いかけてあげると、それだけで好感度が大幅にアップすることでしょう。

・がさつ、サバサバ系

これは特に女性が注意したい特徴です。 男性が最も嫌うのはガサツでサバサバしたタイプの年上の姉御っぽい女性です。 なぜ嫌われるかとというと、男性の守ってあげたい保護欲求やコントロールできそうな 支配欲求が満たされそうにないことに加えて、女らしさを感じないからです。 男性は女性が思っている以上に女性を神格化している面があり、 女神様だと言ったり、二次元の可愛い女の子のように純情可憐な乙女でなければ 許されないという幻想を抱いていたりする。

このような綺麗な女性像を壊してしまうと、男性は恋愛感情が持てなくなる。 また、これは過去の交際、元カレ、元カノの話にも繋がります。 恋愛経験豊富な女性は過去の彼氏の話を今の彼氏にも言ったりすることがある。 しかし、これは思った以上に男性を心理的に傷つけている。

「男は最初になりたがる」という言葉もあるように、 男性は女性には穢れの無い清純、清楚で真っ白な状態で居て欲しいという願望がある。 このような良いイメージを壊してしまうのが、下ネタや過去の男との話です。 男性は女性に比べると精神的にナイーブであり、 妙なところで心が折れてしまうことがある。

女性の本音や本心を表に出すと、男性の結婚したい気持ちを削いでしまう可能性があるので注意しましょう。 女性は控え目で大和撫子な感じがいい。 という勝手な理想を掲げている男性は案外多いものです。




婚活を始める年齢は30代が平均ラインです。 独身男女が「そろそろ時期的にやばいかな」「孤独感で寂しい」「家庭を持てる最終防衛線かな」 などと思い始めて婚活に乗り出すようです。 ただ、なかなか理想的なパートナーが見つからず、婚活疲れや婚活地獄にはまってしまう 男女も出現し始めている。

結婚というのは自分の子孫を残そうとする生物同士の激しい競争でもあります。 男性は本気の結婚したい彼女と遊びの都合のいい彼女を複数キープしているかもしれない。 女性は現在の彼氏よりも自分に相応しいハイスペックな彼氏を探しているかもしれない。 異性関係はライバルとの争いなのです。

自分磨きの努力なくして異性からずっと好かれるのは幸運に恵まれた人か才能がある一握りの人達だけです。 ごく普通の能力の男性や女性は、自分から積極的にアタックし、 あるいは少し妥協して、なんとか異性を獲得します。 その後も相手に尽くしたり笑わせたり喜ばせたり奉仕し、カップルとしての絆を確固たるものにします。

行動力が無い、恋愛対象が狭い、という2点は独身男女に最も多い特徴の共通点ではないかと思います。 世の中には意外と働いていない無職ニートのダメ男でも、特技も優れた点もないブサイク女でも受け入れてくれる人が溢れています。 今からでも、出会いや縁を大切にして、人間関係の輪を作る努力をしましょう。 運命の相手と偶然の出会いがきっかけで知り合いゴールインしたいという夢もわかりますが、 現実は運もさることながら、本人次第で大きく変わっていきます。

独身未婚で恋人も異性を紹介してくれる友達もいない、 という負のスパイラルから抜け出すためにはそれ相応の決意や行動力が必要なのです。

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