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無職、ニート、フリーターの彼氏彼女と結婚したい

日本は豊かな先進国と言われているが、 グローバル化の進行が格差社会を作り出している。 外国人労働者の賃金と比較されるため、 日本人従業員へのコストカットで給料低下も顕著な現象です。 若年層の「ひきこもり」の存在も侮れない割合になっています。

さらに世界的に金融経済の行き詰まりの兆しが出始めているので、ますます状況は逼迫している。 政府の借金返済不能による「経済破綻」「デフォルト」の二文字も見え隠れしてきている。 このような状況下であっても人は将来に希望を抱き強く生きていかなければならない。 そして、できる限り幸せに生きようと努力している。

無職、ニート、アルイバイト、フリーター、非正規雇用、契約社員など、正社員に比べて不安定な生活を余儀なくされる 20代30代の若い年齢の人口は年々増加している。 学歴も中卒や高卒、中退や退学歴だけでなく、大卒、大学院卒の新卒など高学歴でも就職が厳しくなってきおり、 新入社員を育成する余力がなく経験者しか採用しない企業がほとんどです。

非婚晩婚化の原因は性欲が薄れる草食化傾向だけでなく、 経済的な自信の無さ、不安感が心理の奥底に潜んでいることが大きな理由です。 婚活市場にも年収300万円以上の男性が現象しており、女性も婚活疲れや婚活地獄などライバルとの競争がシビアになってきています。 この状況だと、ニートやアルバイトの彼氏彼女と結婚するスタイルも選択肢に含まれてくるのは自然なことです。

最近は震災もあり絆を重視する割合が増えてきており、 勝ち組、負け組を意識したパートナー選びから結婚観も変化して、 無職の夫でも安心感や運命の相手だと思える愛情があれば一緒にいたいという、 絆重視へと心理が変化している実態があります。

20代後半〜30代前後で職業が安定していない人の系統には簡単にまとめると3種類ある。

・地方や田舎で就職活動をしても仕事が無く、就職できない
・給料が安過ぎることに嫌気が差して、惰性で実家暮らしを満喫している
・難関資格取得やバンド活動など夢を追いかけていたら30歳を過ぎていた


正直どれもこれも仕方ない理由だと思います。 今の日本には「自己責任論」が台頭していますが、 労働者を駒としてしか見ていない状況があり、 低収入や健康を害するサービス残業強要、パワハラなど、労働ルールをキチンと整備しない政治や企業の社会的責任は重大なものでしょう。 ホワイトカラーはトコトン楽で、ブラックカラーは異常に厳しい。 特別な技術やスキル手に職を持つ一握りの人以外は、 汗水垂らして働き我慢して生きるほかないのが、日本社会の実態のようです。

何年も付き合っていて何でも話せる大好きな人だけど仕事をしていない、結婚できるのかわからない」 という体験談やカップルの悩み相談の回答には「お金が無いと結婚できない」「金持ち、セレブなら大丈夫」 「格好いいイケメンでも働かざるもの食うべからずで論外」「容姿端麗で可愛い子、美人なら余裕」 なんてシビアで悲観的なコメントが溢れていますが、実際にはぷー太郎の遊び歩いているヒモ夫を養っている妻も大勢いるし、 年収が低くても専業主婦の奥さんと子供のお世話をしてる旦那もいます。

人は住む場所さえ確保できれば後は節約したり上手く生活をやりくりするなど、生活力次第でなんとでもなるものです。 今回は本命の相手、真剣に愛している恋人がニート、フリーターでも結婚して家庭を持つことができる という、結婚の背中を押すようなポジティブな材料を紹介したいと思います。

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働いていない恋人と結婚のメリットデメリット

良い点

・精神的に依存関係になりやすいので愛情を独占できる
・余裕があるので頼みごとをなんでもしてくれる
・自由奔放に過ごしている姿が微笑ましい
・ペットのような愛着が湧く
・諦めずに夢を追い求めている姿が格好いい
・いつでも電話やメールで悩み相談ができる
・野心がある


最大のメリットは、大好きな人と沢山の時間愛し合えるという点です。 正社員の社会人は休日が週2日あればいい方で、 さらに仕事が忙しく疲れていたりすると、一緒にいるのが億劫になる。 仕事で遊べないという心配がないので、好きな時に好きなだけ話し相手になってくれるしデートもできます。 また、無職なので浮気の心配も比較的少なく、モテるタイプでなければ恋愛の主導権を握ることができる。

嫌いになったら別れればいいし、復縁したいと思ったらよりを戻すのも容易だったりする。 絵描き、デザイナー、クリエイター、役者、お笑い芸人、物書きなど夢追い人の場合は、 応援し支えて、尽くす事で母性本能が満たされることもある。 必要とされることを喜びと感じるのは女性に多い特徴です。




悪い点

・貧乏で経済的にお世話をしなければならない
・定職に就いていないので大人として尊敬できない
・就職に焦りや危機感もなく行動もしないのでイライラする


働いていない恋人を持つカップルは、彼氏、彼女が 就職活動をする気配もなく不安なのは共通の悩みです。 特に男性は社会的には働くのが当たり前なので、 友達と比べた時に蔵潰しの現状に「尊敬できない」と見下してしまいがちです。 そのような些細な嫌悪感が心の傷となり、どんどん険悪になっていきます。 逆に言えば金銭面や特異性に目をつぶれば後は後の男女関係としてはいい事尽くめではないでしょうか。

ニート婚を成功させるために必要なもの

無職の恋人、特に彼氏側の収入が不安定な場合、彼女側は「支えてあげないと」と気負うので、 接し方に気遣ったりと心理的に疲れたりするので、 ギスギスして敵対意識を感じたまま付き合ってたりするので、別れたいと思うようになったり、 関係を維持させることが困難になりやすい。 そこで関係を維持する上で特に重要な長所を考えていくと以下の要素が挙げられます。 デートや同棲など付き合っている期間に性質を見極めておきたものです。

・トラブル対処能力
・生命力、生活力
・野心、ポテンシャル、成長性

この三つの共通点は女性があまり持っていないパワーだということです。 女性は男性に比べると判断能力が鈍く、優柔不断になりがちです。 そんな時にリーダーシップを発揮して計画性があり道を示してくれる決断力があること、 危機への対応能力がある男性には魅力を感じやすい。 車の故障時にオイルの確認やタイヤ交換ができたり、電球の取替え、パソコンの設定や接続など、 器用さがあると主夫として働いてくれるので妻も大助かりです。

ピンチの時、逆境に陥った時に生き抜く力があり頼りになるかどうかは、無職でも長続きする関係でいられるかどうかの チェックポイントです。 ヒモ男性のほとんどは家事や料理が得意で、女性を満足させる能力に長けていたりします。 また、予期せぬハプニングは本性が表れるタイミングです。 性格が悪い場合、問題が起こると責任を放棄して逃げようとしたり、態度が急変して冷たくなったりなど 自己中心的な振る舞いをしてケンカになります。 サバイバル生活で生き抜ける健康体と力強さがあれば、生涯を共にする伴侶としてはまったく問題ありません。

また、女性はハイリスクの冒険を嫌うため、逆に言えばハイリターンも望みづらい。 男性は一点集中で物事を研究したり凝る人が多いので、自営業や起業、会社を興すなどチャレンジすることで 大成功を収めることがあります。 実際に大富豪になるかは別として、 将来性がある人と一緒にいると、夢を応援している気分で希望が湧き、日々の生活が明るくなります。

逆に、冷静に客観的に考えたときにこの特徴を持っていたら、別れた方が正解だという要素が、金遣いが荒い、借金癖がある、暴力的。 という三つです。 これは男性だけの問題ではなく、女性側の場合でも同様です。 まず離婚理由や別れの原因の上位に位置するのは金銭感覚、価値観の不一致です。 特にギャンブルに関してはお互いの意見が食い違いやすい。 次に酒癖が悪い人はDVや浮気、不倫に発展する可能性が高いです。

また飲み代での消費も激しいので注意すべきポイントです。 「酒買って来い」とキレるのは昔からダメ亭主定番のセリフです。 他にも細かい点を挙げれば、掃除洗濯、整理整頓が苦手で部屋が汚い。 携帯の着信履歴やメールチェックなど束縛が激しい。 自分はだらしないのに人には厳しい。 すぐに機嫌が悪くなったりふてくされるなど。 かなり付き合うリスクが高い特徴と言えます。 両親からの支援を期待する場合は、親戚付き合いをする上で温厚で気を遣える優しさや思いやりも必要になってきます。

結婚生活に必要な最低資金はいくらなのか

生活は基本的に「衣食住」が揃っていれば可能です。 そこに光熱費、プロパイダー費用などをプラスして金額を計算してみます。

・家賃  5〜9万円
・食費  3〜4万円
・洋服  2万円
・光熱費 1〜2万円
・ネット代 5000円

この平均値を取ると、夫婦二人で15万円前後で生活できることになります。 ここからさらに服代や食費、家賃を削り、お小遣いもなくせば手取り給料13万円程度でもギリギリなんとかなります。 共働きで妻がパートで生活費を稼いだり、派手な趣味や浪費など贅沢しないで、 質素倹約に過ごせば苦労することはあまりないと思われます。 同級生にも10代で授かり婚、出来ちゃった結婚した人がいますが、 案外普通に暮らしているものです。

また、内縁関係で暮らしているよりも婚姻届を出して家族になった方が、 扶養控除や配偶者控除を受けられるので、生計を共にしている扶養者が103万円以下の場合、 給与所得控除65万円、基礎控除38万円で所得税がゼロになります。 さらに103万円以下の場合、配偶者の所得税が−38万円となるので、38万円丸々税金がお得になります。 配偶者の扶養に入っている被扶養者は、社会保険(健康保険)、住民税、年金も控除されます(0円)。 特にキャリアを積むわけではなく「一生一緒にいたい」と思う人であれば、慎重になりすぎずバツイチを覚悟で結婚した方が経済的にはお得です。

いざという時は 夫婦どちらかの実家暮らしにして両親、祖父母と同居していれば家賃や光熱費、食費まで全て折半か無料でさらに子供の面倒も見てもらえるかもしれません。 家庭環境が良く、キチンと結婚報告の挨拶をして両親の反対もなく結婚式や披露宴をした場合など、 援助が受けられれば貯金がないニート婚でもまったく問題なさそうです。 大家族で兄弟姉妹での協力関係があればなお上手くいきます。 戦後の日本人は貧乏だったので3世帯同居が当たり前でした。 今は核家族化、都市型生活で家の繋がりが絶たれているので余計に苦しいのです。 一昔前のシステムに戻せば、最低限の生活はできることでしょう。

子供が1人生まれると、月に3万円費用がかかると考えると妥当です。 教育費用は全て公立であれば大卒まで500万円、私立や習い事を入れるとその3倍以上となります。 また、妊娠出産時の医療費は40万円前後の金額が掛かるので、 一応はお金を用意する必要があります。

ちなみに国民健康保険等に加入していれば、出産後に申請することで 出産一時金が35万円支給されます。 しかし数週間手続きに時間が必要なので、一時的にお金を用意して支払わなければならないことに注意しましょう。 彼氏、彼女やうつ病、障害者など精神病や身体障害者の場合、 認定がなされると、国から年金や医療費等の補助金が出るケースもあります。

ニートやフリーターだからと言って国で優遇するような制度は残念ながら存在していません。 しかし、国からの補助がないと生きていけないわけではないと思います。 生活保護を受給する20代30代がいる一方、 40代を超えても働いている人もいます。 財布事情ばかり伺って好きな人と家庭も気づけなかったら本末転倒です。 子供が産める若い年齢のうちに勢いで結婚してしまいましょう。

将来に確実性を求めない

今の日本人が忘れているものは「今」を一生懸命生きることです。 世界中を見渡してみれば、一日の食い扶持を探すのに必死になっている人たちは沢山います。 そのような過酷な環境にいる人達でも子供は育てられます。 「年収300万円で足りますか?」なんて質問すること自体が、非常にネガティブなことだと気づきましょう。 なんたら知恵袋のコメント欄を覗くと、「その収入では子供は無理」なんて回答が平気で埋まります。 今の日本人がどれだけ高水準で豊かな生活に慣れきっているのかよくわかります。

人はいつ亡くなるのかわかりません。 巨大地震が起きたり、交通事故にあったり、事件に巻き込まれたり、 そんな先の読めない未来に対して疑心暗鬼になっても仕方がありません。 人生に保険はかけられないのです。 今は年収が高くてもリストラされるかもしれません。 社長や若手実業家と結婚しても、離婚するかもしれません。 半永久的に不労所得があるとは限りません。

仏教用語で言えば、諸行無常でありこの世は絶えず変化し続けます。 後になって後悔してからでないと結果がわからないことです。 若いうちから老後の心配なんかしていても仕方がないのです。

今この瞬間を本気で生きて、今一時の幸福を実感する。 刹那的かもしれませんが、人生でこれ以上に必要なものはないのではないでしょうか。 そう考えると、ゆとりや余裕を持って面白可笑しく愉快に生きている、 ニートやフリーターは、人間が本来求めるべき本当の意味での幸福の姿だと思います。 日々の暮らしに感謝していると「生きてるだけで丸儲け」と全ての事がありがたいことだと感じられます。

他人からの印象や体裁は悪いかもしれませんが、ニート婚でも十分幸せになれます。 無職の彼氏や彼女と結婚したとしても、年上年下、歳の差があっても、 夫婦で節約しながら助け合うことで、 強固な信頼関係が築き上げられ、いつまでも仲睦まじく暮らしていけることでしょう。 「結婚できない」とブレーキをかけているのは自分のネガティブな心と世間体だけです。 ポジティブで前向きに努力すれば未来は開けます。

最後にひとつ付け加えると、ずるずる惰性で付き合っていて心理的に負担になる恋人と別れて綺麗サッパリ、気分がスッキリして 後悔もまったくないという人もいるので、真剣に考えてみて「ダメ男、ダメ女」だと気づいて目が覚めたら 別れを決断するのが正解になる可能性もあります。 最後は自分で選んだ道、信じた選択肢を突き進みましょう。



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