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恋愛感情がない彼氏彼女、好きでもない人との結婚

世の中は大好きな人と両思いや相思相愛が理由で付き合っているカップルばかりというわけではなく。 むしろその逆で、男女どちらかが片思い、一方的な恋愛感情を持っている だけで、相手には恋愛感情がない、湧かない状態で、惰性や我慢で付き合ったり結婚しているこが 多々ある。

婚活や合コン、お見合いを繰り返しても、顔や容姿、見た目や外見、体型やスタイル、 年収や職業など完璧に理想的なスペックを持つ異性と知り合える確率は圧倒的に低く奇跡に近い割合です。 皆どこかで譲歩や妥協して結婚していたり、現在彼氏や彼女と付き合っている面がある。

外国では同じ宗教間グループでの紹介や近所の親戚付き合いでの結婚や、 同じ民族間で好きでもない人でも年齢が一定を超えると強制的に縁結び、結婚させられる地域もあり 、恋愛と結婚が明らかに違う、別物ともいえるケースも沢山ある。

しかし、心理学のデータによるとこのような選択の余地のない夫婦に意見を聞いてみると、 案外強制的にくっつけられた例でも生活は安定していて幸せだと感じているという。 恋愛感情や好き嫌いは、恋人として付き合うためのものであり、 結婚後の幸福度と第一希望の好きな人かどうかはそこまで関係はないのかもしれない。

男性は付き合い始めに恋愛感情の波が最高地点、ピークに達するので、 始めの頃は熱心にアプローチしたり告白、プロポーズまで してくれていたのに、結婚後に態度が豹変して冷たくなったり無視して沈黙、会話がない 状態になったり暴力的になる パターンなどがある。

独身未婚での自由恋愛は一つ屋根の下で共同生活をするわけではないので、 自分を偽ったり演技をして表面的にいい人を振舞える面があります。 結婚後はその人の本性の人格が明らかになるので結婚前に見極めなければ 、離婚、バツイチ、シングルマザーという大きな失敗、枷を背負う結果になる可能性もある。 また、大恋愛から結婚したからと言って必ずしも幸せになるわけではなく、 途中で嫌いになって後悔することもあるので、 自分自身以外の 他人と一緒に暮らすという環境は好き嫌い以上の何かが無ければ乗り越えられず維持できないのでしょう。

人間の恋愛感情の賞味期限は3年、12ヶ月〜18ヶ月程度という心理学の研究データもある。 知り合った当初は大好きな人と会えるというだけ胸がドキドキして、一緒にいて楽しく落ち着く、スキンシップやイチャイチャしている だけで幸福感で大満足です。しかし、3年を過ぎた当たりから、 メールや電話での連絡もデートで会うのも面倒くさい、触れると気持ち悪いという感情が嫌悪感すら 芽生えることがある。恋人や、夫、旦那、嫁、妻、奥さんなどが空気のような存在になってしまう と言われる倦怠期はこの期間です。

遠距離恋愛も3年を目処に段々冷めてきて恋愛感情がなくなったり、 好きかどうかわからないという状態になりやすい。 付き合い始めは恋愛ホルモンと呼ばれるPEA、ドーパミンやアドレナリンが 大量分泌され高揚感や緊張感、集中力を高める作用をもたらしますが、 時間が経つとβエンドルフィン、セロトニンなど、安心感や居心地の良さ、安定感を感じる ホルモンに切り替わる。これこそがパートナーとラブラブ状態が続く期間が 3年と言われる理由、原因です。

学生、大学時代は熱意あるアタックで大切にされている感があったのに、 社会人になると急に「忙しい、余裕がない」と言ってデートを断るようになるのも、 時間軸的にはこのタイミングが関係している可能性があります。 これら人間の習性は別に悪い事ではなく、本能として備わってる能力なので 気にしても仕方のないことです。

問題なのはそんな恋愛感情のない好きでもない人、彼氏や彼女と付き合いを継続させたいか どうかという判断、意思です。 好きでもないのに付き合いを続ける、恋愛感情がない男女と妥協して結婚を考えた時、 これから一生寄り添っていくに値するかどうかをしっかり精査して見極めるべきです。

一度結婚して子供ができてしまうと、負担が大きく新しいパートナーと再婚してやり直すのは非常に困難です。 結婚する時は役所に判子を押した紙を提出するだけですが、 離婚時には養育費、財産の分配、親権など様々な問題が絡み合う。 将来このような失敗をしないためにも、自分が何を幸せと捉えて結婚するのかをよく考え てみましょう。

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好きでもない人を結婚相手に選ぶ時の条件、チェックポイント

・人格が優れているか

意外な事ですが、恋愛結婚よりも、両親、知人や仲人さんが紹介した お見合い結婚の方が夫婦生活がうまくいく割合が高い。 自由恋愛の頃の楽しさを知らないこと、結婚に理想像や先入観が無く、 元々あまり期待していなかったこと、条件自体は良いことが多いので 共同生活の中で愛を育んでいくことが可能だったという点などがうまくいく 理由として挙げられる。

結婚に過度な期待をしていると理想と現実でのギャップで落胆してしまい、 急激にブルーになってしまう人がいる。 この傾向は大恋愛で相思相愛の時ほど強い。 逆にドライで形式的、半ば強制的に出来上がったペアの方が 、理想のハードルの水準設定、基準のラインが低いので 心理的には夫婦円満になりやすいのです。 お見合いで紹介されるような人は真面目で人間的にある程度 信頼感がある人が選ばれやすい。条件は比較的良く、 仕事人間だったために出会いが無いような男女が結ばれる。

つまり、お見合い結婚は人格、人間的に優れている 人の割合が多いということです。 他人に紹介するぐらいですから、両親にしてみれば無職やニート、フリーター、 バイトや派遣社員、または性格に難がある息子や娘なんて恥ずかしくて 普通の神経では知り合いや友達に紹介できませんでしょうからね。

人間性が優れていると判断するポイントの例としては
誠実、正直、謙虚、感謝、尊重、真心、忍耐、勇気、優しさや思いやりなど がキーワードです。逆に性格が悪いと判断できる要素は、 裏切り、嘘、否定、強欲、嫉妬、臆病、傲慢などです。

これらは例の一部ですが、少し文字を眺めてみただけで対照的な人物像が頭に浮かび上がると思います。 簡単にまとめてしまえば、今の彼氏が陽、プラスの雰囲気を持っているのか、陰、マイナスの オーラを帯びているのかは結婚相手を選ぶ際、見極める時の判断基準になります。 男女の恋愛感情は8割の人が冷めてしまう。 その時に残るのは人間的な魅力、性格や中身などの人格というわけです。

・フィーリング、価値観の一致

性格の不一致、価値観の不一致は離婚理由の最上位に来るものです。 たとえ婚約前に「大好きな人」であっても、夫婦生活をする上で些細な食い違いがあると その小さな亀裂から次第に相手に対して不満やイライラ、怒りなどの感情が大きくなり育っていく。 そして破局、別れる結果へと繋がる。

つまり、愛情よりもどれだけ似た者同士、類似性があるか、あるいは相補性で歯車が 噛み合うような、バランスが取れているかが大事です。

これらの相性の良さを示す具体的なポイントは様々なものがあります。 会話やコミュニケーションのテンポ、押し引きが合う、無言状態で沈黙していても 苦じゃない、食べ物の好き嫌いが合う、金銭感覚の志向が合う、肌や体の相性が良いなど。 これらの遺伝的、あるいは精神面や性格面の相性が良いと長続きするカップル、夫婦関係になることができる。

どんなに嫌いでも、体の相性が良いとケンカしたとしてもお互いに磁石のように惹きつけあい、 すぐに仲直りできる。 また、お喋りをしていて楽しいと、そのことでストレス解消が図れるので、 生活するのに欠かせない依存する対象となる。

人間関係は基本的にギブアンドテイクなので、お互いに必要としている条件や特徴を 持っていることが、関係を持続させる要因となる。 寂しがり屋の構ってちゃんの年下彼女は、大人で頼りがいや包容力がある年上彼氏が魅力的だし。 やんちゃな彼氏は、ワガママを受け止めてくれたり癒してくれるような優しく柔軟性のある 彼女を欲しがる。

お金持ち家庭のお嬢様は、誤用ですが破天荒、荒くれ者や人気者を好む。 このようにお互いのニーズ、需要と供給が合致しているカップルは結婚後も大抵うまくいく。

また、 共通の趣味があることは夫婦生活を続けている上で非常に大きなアドバンテージがあります。 そもそも趣味や趣向は類似する可能性が著しく低く、 これが合致するだけでも奇跡に近い。 最近話題の合コンの形態、趣味コンは他の婚活に比べてカップル成立率、成婚率が 非常に高いと言われています。

例えばゲームオタク同士の合コンでは、ゲームの話題で盛り上がれるし、 デートは家デートでまったりゴロゴロしながらゲームを楽しめるので 、第一印象さえ合致していればほぼゴールインまで一直線です。 テニスやジョギング、将棋や囲碁など、スポーツや文化系の趣味に関しても同じ事が言えます。

似た者同士は仲間意識が芽生え好意を持ちやすく惹かれ易い。 もし好きでもない人、恋愛感情がない彼氏や彼女でも、共通のハマッている物事があれば、 将来的に関係が長続きするでしょう。 現在の彼氏や彼女、恋人、パートナーを自分色に染める。趣味を教え込んだり指導して 叩き込み共通の趣味を作り上げてしまうやり方も効果的でありアリといえそうです。

・本気で必要としてくれているか

人生を生きてきて、誰かから特別扱いされ、本命の気持ちで深く愛されることはどれほどあるでしょうか。 また、その思いは強く深く本気で熱意あるものでしょうか。 人は若い頃はチヤホヤされやすいですが、年齢を重ねるごとに、誰からも注目されなくなり 一瞥もされず、話しかけられず声も掛けられないなど次第に必要とされなくなっていく。

孤独感で一杯になっている30代、 アラサー独身未婚男女が大勢います。そんな中自分のことを真剣に考えてくれて、 支えて、応援して褒めてくれるような人がいたらどれだけ喜ばしいことか。 当たり前のようにあるうちは気づきませんが失うとよくわかると思います。

お互いに倦怠期のようなお通夜ムードではなく、 あちら側に、一生大切にする、大事にする、守っていくという意思表示があったなら それは非常に貴重で価値が高い気持ちではないかと思います。

もしそんなに好きでもない人であっても、必死で一生懸命アプローチしてきたり アタックしてくれるなら受け入れても大丈夫ではないでしょうか。 もし現在結婚しているかどうか迷っているのであれば、 現在の付き合いに対する気持ちの量がどれほど大きいのか確認してみましょう。

他の異性と仲良くしてみて嫉妬させたりリアクション伺ってみる。 デートの誘いを断ってみて、それでも追いかけようとしてくれるか反応を見るなど。 会社の人事でも、大した能力がなくても熱意さえあれば成長性や潜在能力があり、 将来業務の役に立つ可能性が高い。 それと同じで、意欲があるというエネルギー、パワーは どんな困難な壁にぶつかっても、それを乗り越える力があるという証明になります。

一方的に惚れこまれている状況から結婚は意外とうまくいくものです。 ただ、注意点としては中途半端な気持ちでは、どこかで 心変わりが起こる可能性があるということも考えておきましょう。 あくまで本気、本命の恋愛感情が相手側にあることが前提条件です。

・総合点を算出して評価してみる

人間長所もあれば短所もある。結婚もメリットがあればデメリットがある。 片面だけの好き嫌いを見て、合格は不合格かを決めるのは難しいので、 総合的に判断して理想的なスペック、条件の基準を上回っていれば 結婚を決意してしまうという現実的でドライな考え方もあります。

恋愛感情の有無、年収、経済力、ルックス、スタイル、正確、住んでる場所、両親との同居、貯金の額、 仕事の就職先、専業主婦、共働き希望かどうかなど。例えばこれらに10点満点として得点を項目ごとに得点をつけていく。 そして70点以上になったら合格ライン達成で結婚。 下回ったら遊びの相手、キープと割り切っていずれ別れるなど。 このように数値化するときは、自分が相手に求める条件と 、生理的に無理、嫌悪感を感じてしまう性格や特徴なども合わせて考えてみるとより 正確に相性が診断できるでしょう。

この比重が年収に大きく偏る人もいれば、魅力的な肉体を重視する人もいる。 確かに好きという心理は情緒的、感情的な思考であり言葉には言い表せない超理論の領域とも言えるので、 数値化そのものは難しいのですが、目安としては判断が出来る。 「今の彼氏の年収が200万円以下で生活が不安」というケースでは、 お金の得点は1で、他のものはどうだろうか。と考えていくわけです。

好きでもない人、恋愛感情がない彼氏や彼女、恋人と半ば惰性で付き合っている場合、 一度客観的な視点から自分の状況を確認してみるのが良いでしょう。 そこで現在交際しているパートナーがまったく魅力を感じない人物であったなら 、きっぱりと切り捨ててしまう方が将来的にはプラスになる可能性が高いです。 年齢的にも若ければ若いほど新しい出会いが探せるし、婚活の需要も広がりますので。



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