付き合っていてもメールや電話の回数や頻度が少ない、 月1回会えばいい方、お互いの日常の出来事の連絡や報告、悩み事の相談もほとんどなく愛情表現も控えめ。 なんていう客観的に見ると赤の他人のようなクールで淡白なカップルも思った以上に存在しています。
二人とも束縛や干渉をされたくないタイプであれば相性が抜群で適度な心理的距離感が居心地が良いのですが、 もし片一方が、ベタベタくっついたり頻繁にコミュニケーションを取りたい、 またはヤキモチ妬きの心配性タイプだった場合、 孤独感や寂しさ、物足りなさを感じて、険悪なムードになったりケンカをしたりでギクシャクしてしまうことがある。 「彼氏or彼女が全然相手してくれない」という不満が出てくるわけです。 逆に嫉妬深い相方の束縛や監視がうざい、窮屈、という理由の悩みも沢山ありますから、 愛情のバランス感覚は、さじ加減が難しいのでしょう。
全く嫉妬しない寛大な性格タイプの男女は、付き合っている恋人であっても完全に放任主義なことが特徴です。 もしかしたら浮気をしても、 異性と食事や軽い交際をしてもまったくヤキモチをやかず追求してこないかもしれません。 しかし、何も言ってこないけど内面では我慢していたり 、プラスマイナスの評価が動いていたりと色々と考えている部分もあるので、 急に別れを切り出してくるかもしれない。 良く言えば包容力があり優しい自分に自信がある人です。 相手のありのままを受け入れる度量があるので、 あまり相手の行動を制限したり問い詰めたりとやかく言わないのです。
相手に無関心を装っているけれど、実際は非常に信用、信頼していて温かく見守ってくれているのがこのタイプ。 「嫉妬してくれないから不安」と悩んでいるかもしれませんが、 この種の人達にとっては好きな人が相手でも何も詮索しないことが普通なんです。
妬み/嫉み/恨みなどは基本的にマイナスの負の感情エネルギーなので、 本来はあまり考える事態良くありません。 しかし、このようなネガティブなパワー 嫉妬心、罪悪感、劣等感、敗北感、憎悪、等 が強固な依存関係の絆を構築することがあるのも確かです。 だから、恋愛心理学テクニックとしても一応は成立しています。
ジェラシーをかきたて煽る駆け引きはやりすぎると愛想を尽かされる恐れがあるのでリスクがあり、諸刃の剣な面があります。 自分に興味を引かせるために異性と友達と二人きりで飲み歩いているアピールをしたり、 「あの人可愛い(格好いい)よね」なんて繰り返し言っていると 、突然我慢の限界が来て、キレたり、嫌われて破局するかもしれない。
ただ、ちょっとイラっとさせたり怒らせるのは、相手の感情を強く揺さぶり、 嫉妬対象のことを強く意識させるので自我関与(考えている時間)の割合が増える。 だから、恋愛面での効果はあります。
倦怠期でマンネリ気味のカップルや、全然こっちを振り向いてくれない片思い中の好きな人 には嫉妬を煽る行為もたまには良いかもしれません。 しかし不安や疑心暗鬼を抱かせるので、緊張したり胸がザワザワする居心地の悪い依存関係になりやすい。 基本的には一緒にいて落ち着く安心感やリラックスできような 友好関係を長続きさせる方が理想的でしょう。
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・異性の友達からデートに誘われたと報告する
当たり前のように毎週会っていると、付き合った当初の感覚が薄れて愛情もあるのかないのか わからなくなってくる時期がある。 同棲なんかしていたら尚更、好きな人への感覚が麻痺してきます。 そんな時は、「自分の所有物という」意識から「失うかもしれないもの」へと 認識を移行させる必要がある。
彼氏や彼女が他の人から声をかけられたりお茶に誘われそうになったら、嫌でも気になる。 「俺の彼女だし適当に振舞っててもいいっしょ」という余裕であぐらをかいている態度から、 「もしかしたら俺以外の男に脈ありなのか」なんて危機意識を持ちしゃきっとし始めます。 男女の立場が逆転しても同じ話です。 今まで話を聞いたり尽くしてくれなかった彼氏や彼女が小まめにケアしてくれるようになるでしょう。
この方法の利点は、架空の作り話でもお手軽に使えることです。 嘘をつくのは心が痛みますが、恋のスパイスとしては辛すぎず甘すぎずの適度な 効果が期待できます。 ただ、あまりにベタベタボディタッチしたりスキンシップをしながら笑顔で他の男(女)と仲良くしすぎると 、嫉妬の限界を突破して、あっという間に冷めてしまうこともあるので注意しよう。
・元カレ、元カノの話をしてみる
過去の恋愛経験を話すことは、男性にとっては最も嫉妬することです。 男性の本能として、ライバルの遺伝子を身篭っていない女性を選びたいという深層心理が 備わっているので、過去の男性遍歴を語ることは、思った以上に男性の脳を刺激します。
もちろん女性の中にも過去の女性経験を悔しいとか疎ましく思う人もいますが、 男性よりは人数が少なめで、むしろ過去の女性遍歴が多ければ多いほど男性の能力評価する本能を持っている。 男性は体を奪われた事へのジェラシーから、女性は男性が元カノのことを 今でも好きなんじゃないかという疑惑から嫉妬しやすい。
付き合い初めの頃はお互いに恋バナをすることもよくある。 しかし、長期間付き合っていくと次第にお互いの過去の恋愛話は持ち上がらなくなってくる。 だからこそ、あえて昔の恋人と比較するような言動をしてみると、 「ピリッ」とした空気を作り出すことができるでしょう。 短気なパートナーだと、恋愛経験を語ることで一歩間違えると喧嘩に発展したり別れにも繋がるので、 相手の性格を見極めた上で嫉妬させよう。
・メールの返信を焦らす
最近ではメールだけではなく、ラインやツイッター、スカイプなどのアプリでの 返事を遅らせることも効果的です。 また、良く通話しているカップルの場合は、電話連絡の頻度を減らすと 効果的です。 連絡が遅くなったりすると、人は「他に好きな人ができたのかな」「嫌われたかな」と 心配になってきます。 マイペースで自分の好きなタイミングでのみ、メールの返事を送る人は 大抵モテる人です。
好きな気持ちや気遣いから焦ってしまい、即返事を送ると、いかにもガツガツ迫ってくるような必死さが伝わってきて痛々しくなってしまう。 このように明らかな好意は相手を安心させると同時に、恋愛の主導権を渡す行為でもあります。 逆にゆっくりとした間隔でやりとりをすると、お互いに対等か あるいはこちらが心理的にリードすることができるのです。
連絡の頻度を落とすということは、他の事に夢中になっているという証明でもありますので、 自然と嫉妬心が湧いてくる結果になりやすい。 この嫉妬させる方法は 、自分の好きな人と連絡を取りたい、愛情表現をしたいという気持ちを抑えるのが一番苦労するかもしれません。
・デートの誘いを断る
大好きな人だから、いつも一緒にいたいと考えるのは当然かもしれません。 毎日一緒にくっついていて幸せで、同棲までして、そのまま結婚まで勢いで突き進むカップルも大勢います。 若さや短期間のノリで結婚まで持ち込むのが恋愛の理想的な展開なのでしょう。
しかし、長期的な付き合いの場合、 逆にお互いの距離が近すぎる事で、嫌な面が見えてきたり 重いとうんざりさせてしまうことがある。 また、女性に多いのが男性の都合に全て合わせようとしてしまうサービス精神です。 夜中に急に呼び出されたらついつい遊びに行ってしまう。 予定が合わない時で、デートに誘われたら仕事終わりの夜でも必ず会いに行くなど。 簡単に言ってしまえば「都合のいい女」状態になってしまっている。
人間、自分が支配できる、コントロールできる、と確信させると調子乗って横柄な態度になったり 軽く扱うようになることがあります。 自分に対して低姿勢で腰が低くペコペコしていて何でも言うことに従うような 異性は、本命にはなりづらいのかもしれません。 逆に遠くに行ってしまいそうな危うさがあるのに、たまに近くに寄ってきてくれると 、行動が予想できずに胸がドキドキしてきます。
心理学的にも貴重品やレアモノ、偶然の出来事は価値が高いと錯覚します。 「一緒にいるのが当たり前」という認識よりも「いつも忙しいけどたまに遊んでくれる」 という状態の方が価値が高いのです。 また、恋愛感情は会えない日や遠距離で離れている時にこそ、 自分勝手な妄想によって盛り上がる部分がある。 わざと会えない時間を作ることで好意をより増幅させる結果になります。
時間に余裕があってヒマだからといって、相手の要求をホイホイ受け入れて ばかりだと都合のいいキープになってしまうかもしれないので注意、 周囲から引っ張りだこ、友達が多いから時間がない、という口実で突き放すのも たまにすると新鮮味がある刺激になります。
・アメを与えすぎない
アメとムチの理論なるものがある。 普段厳しく叱咤激励していると、たまに優しく接するだけでギャップ効果が起こる。 素行不良で周囲に迷惑ばかりかけるヤンキーであっても、自分にだけ特別扱いで優しくされると、 実は非常に真面目で誠実な人であるかのような 印象を受ける。 逆にいつも褒めてばかりいると、褒め言葉に慣れてしまい、 社交辞令やお世辞のように聞こえてきて、喜びや嬉しさは薄れてくる。
普段から「好きだ」「愛している」と大好きアピールをしすぎていると、 次第に愛の告白ですら飽きが来てしまうことがある。 頻繁に喧嘩している夫婦でも、思った以上に熱々で長続きするのも ここら辺に理由がある。 稀に口論したり怒りの感情をぶつけることで、深い愛情がより引き立つ。
最近流行している言葉で言えば、まさにツンデレのような態度が最も 相手の興味関心を引き、虜にするタイプの人間性です。 普段は素っ気無い冷たい態度なのに、やる時はしっかりやってくれて、 助けて欲しいと思った時は援助してくれる。
普段から相手に「好きだよ、カッコイイね、イケメンだね、可愛いね、綺麗だね、美人だね、スタイルいいね」 と連呼ばかりしている人は、たまには貶してみるのも良いかもしれない。 もちろん、悪口を言った後はフォローを入れる必要がありますが、 アメとムチの落差が激しければそれだけ、心理的な強い刺激となり相手を依存させる効果がある。 このように冷たさと温かさが同居していると、より好意を持ちやすいのです。
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