営業の仕事では初対面のビジネスマン同士は必ずと言っていい程、 名前や会社名などの軽い挨拶、自己紹介と一緒に交換する。 これこそがまさにお付き合いのスタート地点、最初の自己開示の儀式と言えます。 もしこれがなかったら、相手のことは何もわからず、警戒心や不信感、 疑念を抱えたまま話を始めることになる。
人と人とが友好関係を築いていく上で、 自分が何者なのかプロフィールを説明することは欠かせない。 学校で言えば、「俺母校は慶応だぜ」「俺東京の練馬区に住んでるよ」 などです。この2点を伝えただけでも、人物像が少しだけ見えてきて、 なんとなく親近感を持ててしまうのではないかと思います。
自分のことを包み隠さず胸襟を開いてアピールすることは、 相手からの信頼を勝ち取る簡単な方法です。 消極的、受動的で内気、引っ込み思案や口下手な人、友達が少ない人などは ほんの少し自己開示を増やすだけで付き合いが大きく変化するのが実感できるでしょう。
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・人間関係は返報性で成り立っている
心理学の法則に返報性というものがある。 人は自分がして貰ったこと、受けたものを相手に返そうとする性質があるというものです。 だから、自分の正体を包み隠さず教えてくれた人には、それ相応のお返しがある。
また、自分のコンプレックスや過去のトラウマ、欠点や弱点、失敗談などを 明かすと、「それだけのことを教えてくれるなんて良い人だな」と思われ信頼される。 そして、そのような自己開示をしてくれた人には当然相手も友好的に接してくれるようになる。 秘密の共有の心理なども絡まり、好意はさらに膨らんでいくでしょう。
デートや合コン、婚活で自然体の自分を出せてない人、 どこか取り繕っている人は、よそよそしい印象を相手に与えます。 自然体でいつも通りの自分を出していけば何も問題ありません。 自分の本心や本性を押さえつけずにさらけ出すということは、 ストレスも解消でき、人間関係も良好になるメリットだらけの行動です。
そういう意味では相手に気を使わない自分勝手でマイペースな男女は、 コミュニケーション上手とも言える側面を持っています。
ただし、ひとつ注意が必要なのが、自己開示には関係の温度差で嫌悪感を抱かれる場合がある。 初対面なのに、過去の元カレや元カノのことを質問してきたり、 いきなり給料や好きな人の話などをすると、引かれてしまい 相手が遠ざかってしまうことがある。
これは自己開示が、自己顕示になってしまう失敗例のパターンです。 あまりにフレンドリーすぎる性格の人は調子に乗って下品な話題などを出さないようにだけはしておきたい。 知り合ったばかりで顔見知り程度、まだ仲良くない、親しくない人の場合は、 まず出身地や好きな食べ物など、無難な話題を出しておいた方が安全でしょう。
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