生きていれば何度か気になる片思い中の人に恋のアプローチをした経験があるものでしょう。 話している時など、相手が脈ありか脈なしかで露骨に態度が違うのがわかると実感できます。 ただ、初めは恋愛感情がなくても熱烈なアタックで押されて好意に気づいたり、 脈なしでも告白してお試し期間として付き合っていくうちに好きになるという逆転パターンも多々あるので、 一言声をかけて一度拒否されたぐらいで諦めるのは早計かもしれない。
積極的過ぎる男性は引き際を誤って「しつこい男」と判断されると、 将来的に付き合うチャンスが来ることもなくなってしまうので、 現時点で口説くのが無理だと思ったら身を引いて再チャレンジできる時を待ちましょう。
また、奥手なシャイボーイや草食系男子、引っ込み思案で大人しい女性などは 好きなのに嫌いであるかのうような行動をとってしまう、 好き避け態度をすることがあるので注意しておきたい。
逆に女性に多いのは、合コン中などで笑顔で愛想よく対応しているけど内心ではこれ以上関わらないで欲しいと思っている八方美人な振る舞いです。 男性に勘違いされるが嫌だと思ったら思わせぶりな態度を取らず明確な断り方を考えた方がいいかもしれません。 どちらも相手の性格や恋愛経験を見極めた上で脈なしか脈ありか判断して落とし方を考えていきましょう。
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・近づくと避ける
人間の体の周りにはパーソナルスペース(心理的領域)があり、 このテリトリー内に誰かが入ると強く意識する。 それが異性であれば大歓迎ですが、同性の他人だったりすると敵意が芽生える。
好きな人なら近づかれた時に嬉しいし、むしろもっと距離を縮めたいという心理が働き、 男女が磁石のように引き寄せ合う。 だから、ある程度親しい友達という間柄だったり、グループで飲み会ができる関係なら、脈ありか脈なしかチェックするのは簡単で、 普通の人より一歩距離を縮めるか、ボディタッチをすることで本音の気持ちが確かめられます。
近づいた時に相手が後ずさりしたり仰け反るような姿勢になったら無意識のうちに拒否されています。 またスキンシップでの反応では、本当に嫌がっているか受け入れ態勢ができているかも 読み取ることができます。
・初デート後のメールがそっけない
1回目のデートで不合格になってしまったのか、その後は一切遊べなくなり2回目ノデートがないことが多々ある。 会話がつまらなかった、満足させられなかった、相性が合わないと思われたなど、 デート中は楽しそうにしているけれど、別れ際は不機嫌そうな表情で早く帰りたいようなしぐさになりやすい。 どこに原因があるのかわからず反省点を教えてくれるデート相手は少ないので、曖昧で微妙な感じで関係が切れてしまう。
特にこれはネット恋愛やメル友、婚活サイトで知り合った男女の場合はよりわかりやすい傾向がある。 今まで絵文字たっぷりの長文メールでラインはスタンプもくれてたのに、 デート後は一言「ありがとうございました」みたいな短文になったり、連絡なしでそれっきりフェードアウトされるという展開。 その後は遊びに誘っても「予定がある、忙しい」「彼氏がいるから無理」みたいなメールになってしまう。 あるいはLINEで既読無視されたり、既読すらつかない。
遅くても返信があるならまだ可能性はありますが、返事がまったく来ないのは頑張っても挽回、復縁は無理に近いです。 これらの脈なしサインはよほど鈍感でなければ明らかに嫌われてる、振られているとわかるだけに、変に希望を持たずに済むのでまだ優しいのかもしれない。
・返信があるけど二人きりの遊びに発展しない
断るのが苦手な性格が優しい人は、食事やデートの誘いに対して「NO」と直接的な表現ができずに、 「時間ができたら」のような先延ばし宣言をする傾向がある。 ダラダラと雑談メールのラリーは続けることができたりするので、 「イケるのかな?」と疑問を持ちながらもアプローチを続けてしまうけど、 大抵の場合は成果が出ない。
デートの約束を当日にドタキャンされたり、大遅刻する場合も都合のいい相手というだけで本命の恋人候補だと思われておらず、 遊び人気質で浮気性の可能性があるので要注意です。
・目を合わせてくれない
人間関係は視線、アイコンタクトが基本です。 営業職やセールスの現場ではお客さんに 声をかけても目を合わせないとまったく売れないと言われます。 人は目を見てくれない相手に対しては、他人行儀で自分に話しかけられていないようで興味関心が湧きません。
そういう意味では、その気がない無関心の相手は「見る価値もない」と思っているのかもしれない。 実際、学校のクラスや職場の社内などで両思いの男女は遠くからでも何気なく横目でチラッと見ると自然に目が合い それが何度も繰り返されると好意が膨らんでいきます。
また、目の合わせ方、逸らし方にもポイントがあり、 凝視の時間が長いと敵意か愛情、どちらかがある。 目を逸らす時に下方向は緊張や信頼、服従、横方向は興味がないサインと言われています。 本気でお互いが大好きなカップルや夫婦はお互いの目を見つめる時間が長くその頻度や回数も多いものです。 男と女は視線だけでアピールしても口説けるし、恋に落ちることもできます。
・会話の弾まない、リアクションが悪い
人は好きな人に対しては特別扱いや贔屓をするところがあるし、 男性ではかっこつけたり武勇伝、自慢話をしたがったり、 女性であれば猫被って控えめで可愛く振舞うことも多く、 声のトーンが高くなるのも特徴的。
さらには敬語で丁寧な対応よりも、タメ語で あだ名やニックネーム、名前を呼ばれることがあるとお互いに打ち解けている証とも言える。 そして、何よりわかりやすいのが、話を合わせてくれるかどうかです。 ペースを合わせるのは協調性がある性格の人なら当たり前のことですが、意外とできない人が多いので、脈あり判断ができる態度になります。 実際、好きな人ならどんなしぐさや話題でも面白いし、 変な趣味を持っていようが、反社会的なことをしていようが認めて肯定し意見に同意してしまう面があります。
自分の口にした言葉に大してオーバーリアクションで笑ってくれたり、共感して合わせてくれて、 質問の数も多めなら間違いなく脈ありです。 逆に、つまらなそうな態度で、話に対して否定したり批判的な言葉ばかりなのは軽く扱われている証拠となります。 ただ、ターゲットが口下手だったりコミュ障(コミュニケーションが苦手)な時は当てはまらず、 照れて緊張しているから無口で喋らないモードになっていることもあります。
・休日がフリーだと言っても反応が薄い
お互いに友達だけど、親密ではない微妙な時期は、 どちらからデートを切り出すかドキドキして楽しい。 このような状況で「休みにやることがない」「1人でヒマしてる」というようなことを言うと、 脈ありであれば「じゃあ一緒に映画でも行こうか」といった感じでトントン拍子に恋愛が進展していく。
逆に「そうなんだー」と軽く流されてしまうと、脈なしサインとなる。 男性はいつも暇人でフラフラしてる自由人が多いですが、 女性はプライドが高く、なかなか本当のプライベートを語らない人が多く、さらに「ヒマしてる」とは滅多に言わないので、 男性としては女性の誘ってほしいOKサインを見抜くことが大切です。
・異性として意識してくれない
彼氏彼女に振られた理由として、「女として見れない」「男として見れない」 というような原因が挙げられたりする。 友達のように会話したり、デートらしきイベントもあるのに、友達以上恋人未満のような関係で カップルにはならない不思議な関係が存在したりします。
都合のいい女、召使いのような間男、のように思って利用しているケースも見受けられます。 恋愛相談をされたり、呼び方は名前で呼んでくれたり、傍から見れば恋人同士のようでも 付き合うことはない。
この手の関係性は男女どちらかが恋愛感情を抱き振り向かせたいと思うと、 今までの男の女の友情的なフレンドリーな関係が崩れてつらい思いをすることもあります。 私にはあまり理解できない考え方ですが、友達としか思えないという思考は存在するようです。
・仕草でわかる脈なしサイン
人間の無意識の心理は言葉よりも体にその本心が表れます。 簡単に挙げていくと、目を合わせない、アゴを引いて唇をすぼめてキスを拒否するかのような表情になる、 体が仰け反る(距離を離したい表れ)、腕を組む(身を守っている)、足先が自分の方向を向いていない、 飲み会の席などで離れて座る、困っていそうな時に助けてくれない。
逆に言えばこれらの反対は全て脈あり態度となります。 目が頻繁に合う、口に力が入っていない、前傾姿勢になっている、腕を開いている、 つま先が自分の方向を指している、機会があれば近くに来る、 すぐに応援に駆けつけて仕事を手伝ってくれるなど。
基本的には好意的な対象とは関わりたいという本能があるため、 体も好意を抱いている人に吸い寄せられるように傾きます。 人は言葉では嘘を平気でつけますが、体を完全に制御するのは訓練でもしなければほとんど不可能なので、 好きか嫌いかの本音は非言語(ノンバーバル)コミュニケーションによって簡単に見抜くことができます。
自分が恋愛対象外だと判明してしまった時には、自分と相手との進展具合で将来付き合う可能性が高いか低いかがわかります。 友達としてでも連絡が取り合える場合、将来的に付き合える可能性は残されています。 彼氏持ち、彼女持ち、既婚者でも浮気や不倫から本気になることもよくあります。 脈なしから相手を振り向かせるのは長期戦になりやすいのでじっくり攻めるテクニックが効果的です。
いきなり告白しても振られたり「キモイ」と思われ恋愛感情が最低レベルまで冷め切ってしまうことがあります。 できるだけ短期的に結果を求めず、 数ヶ月に一度程度、忘れている頃にメールを送り近況報告をしたりデートに誘うなどのアプローチを仕掛けていくと、 機嫌のいいタイミングだったり、仕事の気分転換がしたかったり、「一度断ったから今度は遊んであげようかな」 とちょっとした罪悪感、たまたま寂しさを感じる時期だったからなど、ふとしたきっかけ要求を受け入れてくれることがある。
焦らずに落ち着いて待っていれば稀にこのような絶好のチャンスが訪れるので、この勝負デートでなんとか恋愛対象に入るように頑張りたいところです。
逆に友達としても縁を切られたり、二人きりで合うことやメールやラインすらも明確に拒否されたら、 諦めるしか打つ手はありません。 もし、この先恋愛関係がステップアップする見込みがないと思ったら、 素直に諦めて新しい異性との出会いを探した方が自分のためにも相手のためにもなります。 男も女も星の数ほど存在しており、魅力的なのに恋人がいない独身男女が沢山余っています。
若い頃は失恋すると絶望で泣きたくなったりつらい思いをするけれど、 大人になってくると、なかなかうまくいかないのが普通だと悟り、 折れない心、不屈の精神ができあがりたとえアタックが失敗したり振られた後でも前向きな恋愛ができるようになってきます。
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