女性は無意識の本能的に「大切にされたい」という願望を持ってる。 それに付け加えて「強くて」「有名で」「お金持ちで」「イケメンで」 などの要素が絡んでくる。 ただ、それら個別のスペックに比べれば「大切にされたい」「大事にされたい」 という思いの方がはるかに強く、この無意識の本能欲求さえ満たせば他の条件は 全てなくてもオッケーという気持ちになってくる。
それこそが男性が見せるさり気ない優しさや気遣い、気配りなどの配慮なのです。 このようなさり気ない優しさの能力を持っている男性は、 例え顔、容姿、見た目や身長、体型、スタイルがモデルさんのように整っていなくても、 チビでデブでハゲでも彼女が簡単にできるし、結婚もできる。 現にブサイクでもモテる男性の大半はこのような女性の「大切にされたい」欲求を満たしている。
女性は基本的に特別扱いが好きだけど、親密な間柄になる前はあまりに露骨過ぎると、 逆に引いてしまうこともある。 チャラい遊び人、悪いナンパ男にも見えてしまうので、 自分に対するアピールだけでは好き嫌いを判断しない。
そこでよりその彼氏候補の男性が信頼に値する人物かチェックするために、 他人に対する接し方や見返りを求めない善意を判断基準にすることがある。 自分以外の他人や公共の場でのモラルやマナー、常識、礼儀正しさなどは そっくりそのまま、女性自身への扱い方になるという心理から厳しく審査される。
簡単な例では近所の住人と会った時に元気に挨拶をする、ゴミをきちんと分別して捨てられるなど。 このようなさり気ない気遣いは下手な自己アピールや自慢、おせっかいよりも 胸がキュンとする。男性に魅力を感じて好意を持つ理由となります。 そしてそのような親切心は、自分が困っている時、いざという時に頼れる行動力の 証明とも言えるわけです。 女性が求めているのは危機的状況で自分を守ってくれる「素敵な紳士」「ナイト」であると考えておきましょう。 周囲の人間にぞんざいで横柄な態度を取る男性は、女性から見れば恐怖や嫌悪の対象でしかないのです。
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・誰に対しても公平で優しい
女性は上下関係や敵対意識など人によって態度を変える人物を嫌う傾向が強い。 ブリッ子が嫌われるのもこれに一因がある。 女性にとって性格に二面性があったり、態度に変化があることは非常にリスクが高く危険なことです。 その対象が男性であれば尚更です。
女性は一般的に筋肉量、パワーが男性よりも低いため、もしも何かのきっかけで男性が怒って暴走したり 豹変したら手のつけようがなく、止められません。だからこそ表面的に繕っているかどうか、 男性が騙しているんじゃないかというところに神経質になる。
これらの疑惑の念、疑心暗鬼を晴らすのが誰に対しても分け隔てなく接する優しさが垣間見えたときです。 犬やネコ、子供やお年寄りなど、弱者と言えるものに接する時が判断材料になりやすい。 電車内ではお年寄りがいた優先席でなくとも譲る、子供の世話が好きで無邪気に一緒に遊んでいる姿、 動物やペットと戯れていたり、しっかりエサや水、散歩などをしている様子、車を 運転している時に歩行者に道を譲る余裕、など。 どれも好印象を受ける行動であり、好意に繋がります。
女友達に対する接し方も同様です。 モテない喪女のような女性は見下した態度で悪態をついたりいい加減な態度で接する。 美人や可愛い子には媚を売るように擦り寄っている、などの醜態を見せれば、 当然好感度は急落します。 お金持ちだろうが権力者であろうが、貧乏人や無職ニートでも 平等に同じ目線で余裕を持ってコミュニケーションや会話ができる。 これだけで女性にとっては安心して好意を持てる男性という評価に繋がります。
・物理的な負担を軽くする
人間生活をしていると、「これを誰かがやってくれたらいいな」 という点が細かい部分で沢山あります。 このような小さな望みを満たすサービス精神はポイントを稼ぐ大チャンスです。 例えば、重い荷物を持ってあげる、ビンの蓋を開けてあげる、 飲み会の時にまとめて全員分のオーダーを店員に伝える、 料理を取り皿にテキパキと取り分ける、車のドア、お店の扉、エレベーター、 手動で開ける必要があるところでは開けたままキープしてくれる。
これらはまさにモテる男、年下女性から見て頼れる年上男性の 手本となる行動です。 このようなささやかな要望を満たすサービス精神が好意、恋愛感情を持たれるのに 重要なことです。
片思い中の好意を持っている意中のターゲットと接するチャンスがあったら、 「自分が力になれることはないか」と動く機会を常に伺っておきましょう。 結局のところモテるのは、頭でっかちで何もしてくれない弱々しい男性よりも、 本能的にアクションを起こして女性を支えてくれる頼れる男性なのです。
・心理的なサポートができる
いつの時代でもメールや電話、連絡がマメな男は女にモテると言われています。 それは女性が「大切にされている」と実感できる機会が複数存在するという点に理由があります。 女性の恋愛観の仕組み、好意が膨らむシステムは男性とは違い、 少しずつしか「好き」という気持ちを蓄えることができません。
例えば1回告白されても、好意の気持ちは10ポイント程度しかメモリには溜まらない。 これに対して1度話しかけられると好意が1ポイント、メモリに蓄積される。 男性は急に告白されたら100点満点になり即オッケーですが、 女性の心理の構造はそうではなく「すぐには決められない」と反射的に断ってしまうというわけです。 だからこそ、献身的に、頻繁に女性とコンタクトを取る頻度が多い男性はモテやすいのです。
女性は男性よりも悩み事や不満を心に抱えながら生活しており、日頃の鬱憤を発散できないでいます。 生理などの体調の変化も相まって感情に波があることもその一因です。 これらのイライラ感やストレスを取り除いてあげることが心理的なサポート能力と言えます。 落ち込んでいる時や将来に不安や悩みがあるとき、気分が沈んでブルー、泣きたくなるような 出来事あった時にそっと手を差し伸べられる男性は必ず好かれます。
好きな女性と付き合っていると、何か暗い顔をしていたりネガティブ思考をして しまっている瞬間に立ち会う事が何度かあると思います。 その時こそ好感度を大幅に上昇させるチャンス。心理的距離を縮めて、 心の領域に一歩踏み込み前進することができます。
メールや電話で相談に乗ってあげる、フェイスブックやツイッターでコメントして 励ましてあげる。新しい事にチャレンジするときに勇気を与えたり応援し、夢や 今までの頑張り、努力を肯定してあげる。 このような共感や賛同は女性が最も喜ぶ嬉しい言葉です。 お悩み解決能力は女性が男性に最も求めている誠実さ、真面目な優しさが求められる。 だからこそ評価も高い。
逆に何か悩み事や愚痴をこぼしている女性に対して、批判したり上から目線でアドバイスしようものなら 、恋の熱は冷めてしまい、「他人」カテゴリに入れられてそれ以降恋愛対象としては見られなくなってしまいます。 何があっても軽い気持ちでも、女性を「否定」することだけはしないようにしましょう。
・デートのエスコート全般のスキル
初デートでの男性の振る舞いは、その後の付き合いや告白後のジャッジに大きく影響する要素です。 もし女性に気遣いできず、自分勝手な彼氏面をしていたら、振られてしまい それ以降メールの返事は全て無視、シカトで放置ということになりかねません。 逆にここでさり気ない優しさを発揮できれば、デートは成功へと近づきます。 本気、本命の女性と一回デートを承諾されたからといって有頂天になって調子に乗らず、 せめてデート中だけでも素敵な頼れる紳士としてリードしましょう。
男性は、女性のしぐさや態度、サインで見せる心理の変化を察知して 、先回りして行動を起こさなければいけません。 例えばトイレタイムの設定なんかはまさにモテ力が試されます。 デートが始まって2時間もしたらおもむろにトイレ休憩をしようと切り出しましょう。 女性の中には緊張や恥ずかしさでずっと我慢している人もいます。 適度でベストなタイミングそれを解放させてあげるのも男性の役目です。
細かい定番テクニックとしては、彼女がスカートの時はエスカレーターの上りでは 男性が後ろ側に立って、覗かれないように守る。 車が多い通りでは、車道側を歩き、女性は歩道側を歩かせ安全を確保する。 レディファーストで先に座らせたり、選択権を与えたりする。 カラオケやレストラン、映画館などお店の人に注文をする時は男性が主導権を握る形にするなど。
割り勘にするかおごりにするかの問題はというと、実は割り勘の方が好感度は高くなります。 人は何も負担がないよりも、心理的に負担、コストが掛かった行動を 価値が高いと感じます。 心理の働きだけではなく、一緒にお金を出し合うという共同作業をするだけで、 心理的な結びつき、絆を強く感じられることもメリットのひとつです。
例えば、賃金が自給800円の人は、自給1500円の人よりも不満を感じにくい、 それよりも労働に喜びを感じたりもするという心理がある。 つまり、大したことをしないで楽をしてお金を稼ぐよりも、汗水たらして貰った給料の方が 心理的には価値が高くなる。 10円で買ったうまい棒よりも100円で買った5円チョコの方が価値が高いと錯覚してしまう心理が 人間にはあるのです。
つまり、驕って貰うよりも、自分から進んでお金を払った時の方が 一緒にいる男性、彼氏に好意が沸きやすいという法則があります。 ただ、一円単位で均等に割ると、ただの几帳面で神経質なケチ男という評価を受けてしまうので 100円ぐらいは大目に払う余裕は持ちましょう。
・細かい事を気にしない男が好みのタイプという女性もいる
逆に、女に変に気配りなんかしないで唯我独尊、マイペースで己の道を、堂々と胸を張って 突き進んで欲しいという女性もいたりします。 というよりも、母性本能が強い家庭的なタイプの女性は「尽くしてあげたい」 という気持ちが強いため、わがままで幼稚なガキ大将タイプの男性が好きだという人が 思ったよりも多い。
デキるキャリアウーマンや、高学歴、美人でお嬢様育ちの箱入り娘程、ダメ男に惚れこんでしまい どっぷりハマってしまう。 体感的には、どちらの女性も半々といったところでしょうか。
女性は「守られたい」という支配されたい気持ちと同時に「尽くしてあげたい」という従属心も 本能的に持ち合わせている。 だからこそ、Sっ気(攻めっ気)、 ツンデレ男性、草食系男子と肉食系男子が合体したロールキャベツ系男子が 好まれるという現象が起きているのかもしれません。
自分の好きな人の性格の属性に応じて、どのように接するのか臨機応変に変えていきたいところです。 女性の中には「褒められると気持ち悪い」という変わった性質を持っている人もいます。 ちょっと俺様なタイプに乱暴扱われたい、コントロールされたいというMな性質、願望も潜在意識として あるのでしょう。
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