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好きな人には要求するほどうまくいきやすい

友達や親友と言える存在がいなかったり、彼氏や彼女が居ない、恋人ができない人の多くは「優し過ぎる」ことが原因になっていることが多い。 思いやり精神から相手を傷つけまいとしてしまうため、当たり障りの無い言動しか取れない。 喧嘩もしないけど、相手の心に踏み込むこともできないので深い信頼の絆で結ばれるようなこともない。 他人行儀な関係になりがちです。

それと比べると、性格が悪い男女はどちらかというと友達も多く、異性のパートナーもすぐにできる、 浮気やケンカで別れたかと思えば短期間で新しい出会いを見つけてあっというまにくっついている。 恐らく自分の周囲を見渡してみても大体このようにざっくりと分けられると思われる。

人間は不思議なもので、何も害が無い人よりも、少しぐらい自分に負担を強いる人の方に魅力を感じやすい。 出来の悪い子ほど可愛いと言われるように自分に迷惑をかける存在ほど愛おしく感じたりする。 自分のコスト(時間、手間、労力)などが増加すればするほど、 相手に対して所有効果からくる友好性や依存心などが芽生える。

無いものねだり、認知的不協和、返報性の法則、母性本能など様々な心理が絡まり、 無害よりも有害の方が好かれやすいというわけです。 言い換えれば「甘え上手」が 人間関係を最も円滑にする潤滑油的な存在になるとも言えます。 育ちの良い美人なお嬢さんほど案外悪いダメ男にハマりやすいのもこのような心理が複雑に絡み合っているからです。

頼み事をお願いする、手伝って貰う、お世話して貰う、このように好きな人に援助を求めて、 そして引き受けて貰う。するとお互いに好意の関係が生まれます。 特に日本人は優しいので、軽いお願いであれば快く受け入れてくれる人が多い。 もし、なかなか親密な関係になれないと悩んでいるのなら、意図的に相手に負担をしいるような言動をとってみると、 関係性に変化が起きることでしょう。

男女交際が盛んなのは頭の固い優等生よりも、むしろ何も考えない劣等性、動物的本能に身を任せている ような、やりたいことをやる自分勝手な人間だということを理解しておきましょう。 ただ、あまりに度が過ぎると付き合っていても次第に不仲になり破局という結果になることもあります。 特に多いのが彼氏が彼女の体を求め過ぎる、彼女がわがままで彼氏を振り回したり束縛しすぎるすぎるケースです。

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要求を通す心理テクニック

心理学でも有名な「フットインザドア」「ドアインザフェイス」テクニック。 ビジネス場面で商売人やセールスマンの交渉でもおなじみの話術が恋愛でも非常に効果的です。 古典的ですが人間の本能はそうそう変化しないのでいつまでも使えます。 2つの言葉の意味や由来として、フットインザドアとは、玄関口でドアを開けた瞬間足をするっと通してドアを少しずつ開けていくというもの。 初めに簡単な小さい要求を投げかけて相手にYESと何度も言わせることで、本命のお願いも受け入れさせようとするもの。 ドアインザフェイスとは、ドアを開けた瞬間に顔を突っ込み、要求を呑ませる強引とも取れる方法です。

最初に断られるような無理目な大きな要求をして相手にNOと言わせ、罪悪感を植え付けて次の要求を断らせづらくするという心理テクニックです。 心理的なハードルを低い位置から徐々に持ち上げるか、初めに高い水準にハードルを設定してジワジワ下げるという2つのパターンで 、最終的に本命のお願いをOKさせる作戦というわけです。 どちらにしろ相手に自分の望みを伝えることが大事ということがわかると思います。 これらは男女共、好きな人を口説く際には非常に役立つので実践の応用例を見て参考にしましょう。

・フットインザドア

とにかく徐々に相手の心を開いていくことを第一にしていく。 営業マンで言えば最もわかりやすいのは、「少しだけお時間いいですか?」などの言葉です。 実際は30分粘ろうとも初めにこのようなセリフを言われると、「ちょっとだけなら」とOKしてしまいます。 その後は「もう少し、もう少し」と延々時間が引き延ばされる。

男女のアプローチ方法で言えば、「メールアドレスだけ教えてよ」「ヒマがあったらお茶だけでも一緒に飲みにいかない?」 「カラオケでも行こうか」と少しずつ親密になれそうなポイントへと移行していく。 これは相手の警戒心が強い場合に有効です。 他にも、物の貸し借りをするのも効果的です。

「そのゲーム好きだからちょっと貸してよ」と言うと、「別にいいよ」となるでしょう。 そこから「お礼に奢るよ」とデートに誘い出していくと、お互いに口実があるため二人きりでいることが合法という雰囲気になりやすい。 長い期間を経ないと恋愛感情が盛り上がらない女性などは、 出会いからデートへのきっかけが必要な場合がある。

相手が慎重で奥手な草食系タイプの場合にじっくりメル友から始めて、コミュニケーションを取るだけでも、 自然と仲良くなれます。 とにかく相手に何度も「YES」と言わせること、些細なことでも承認させることが成功への近道です。

・ドアインザフェイス

ドアインザフェイスは、相手が一瞬でも隙を見せた時に、一気に攻め込む戦略です。 フットインザドアは地道に歩を進めるのに対してドアインザフェイスはゴール地点まで走り抜けるイメージです。 どちらかと言えばこちらの方が短時間で成果が得られるので、余計な手間をかけずに望みを叶えらる。

男女関係では「初対面のタイミングですぐに告白してしまう」というのがよくある。 恋愛経験が不足している人は、自分の好意が相手に伝わらないように隠してしまう習性があるが、 実際は逆の方がうまくいく。 簡単に言えば「自分の本音や意志をストレートに伝える」ということで自然とテクニックを 使った状態になります。

例えば好きな人を自分の思い通りに従えたいという欲望があったとする。 その時に「貴方と一緒にいたい」と言うと、最初は気が重く怖いので反射的に拒否しますが、 冷静になって考えると「本気で好きなのかもしれない」「一緒にいたら幸せになれるかも」とどんどんプラスの想像が膨らむ。 その瞬間に「じゃあ一緒にご飯だけでも食べませんか?」と聞かれれば「それぐらいならいいよ」と言ってくれるだろう。

本当に自分のしたいこと、して欲しいことを相手に真っ直ぐ伝えるだけで、それらしく口説くことができます。 下手に緊張して肩肘を張るよりも、頭を空っぽにして気の赴くままに自分の気持ちを伝えれば、驚くほど仲良くなれるのです。 ただ、さすがに相手が本気で引くほどのマニアックなことを求めると、 ドン引きされて二度と会ってくれなくなるかもしれないので注意しましょう。



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