恋愛tanu.com男性心理 > 男性との会話が苦手という思い込み

男性との会話が苦手という思い込み

異性との会話が難しく苦手と悩んでいる人は比較的多い。 しかし、実際のところは話が上手にできないと思っている女性以上に相手の男性は苦手意識を持っていることでしょう。 この悩みの根本的な理由は相手の本能を理解していないことにあります。

心理の違いをちょっと勉強するだけでコミュニケーションに対する自信をつけることができます。 人見知りやシャイだったりするのは相手に気を遣いすぎて、頑張り過ぎていることが原因です。 男性との会話も下手に気負いすることなく、気楽に自然体でいればそれだけで好感度が上がるのは間違いありません。 男慣れしている天然系や癒し系女子は常にモテる人気者です。



男女のコミュニケーションは男脳と女脳の違いが明らかです。 例えば喫茶店で女友達同士でお茶を飲んでいる時、会話が弾まなければギクシャクした間柄だと判断しやすい。 しかし男同士の場合は、 無言のままでも、 一緒にラーメンを食べていたりゲームをしたり歩いているだけでも親友レベルで仲良しだったりします。

女性は会話の量=お互いの心理的距離感や愛情という考えを持っていますが、 男同士の付き合いは女同士とは異なり、お互いに対して会話のキャッチボールをそこまで期待していないので 、以心伝心のような信頼関係が築けるのです。 このことが前提にあると考えておきたい。

芸人張りに面白おかしく話をしてくれたり、 オヤジギャグを言って笑わせてくれるタイプの軽い男性は比較的稀です。 だからこそモテる要素のひとつでもあります。

男性も女性も 一緒に居て安心できる人は、自分が自然体でいられる存在です。 変に肩に力を入れて頑張らなくても好きでいられることが一番大事です。 女性の多くはおしゃべり好き、口達者なので、自分の話に共感してくれたり悩み事を聞いてくれたり日々の出来事や愚痴などの 雑談をキチンと相槌を打ちながら真剣に聞いてくれる彼氏を求めている。 逆に男性はというと、自分の話を聞いて欲しいというわけではなく、 無言でも傍に居て笑ってくれる女性を求めている。

このような男女の心理的な性差は高確率で当てはまっている理想像だと思われる。 沈黙が怖い、嫌いだと感じてしまう女性にとっては何も会話がないと気まずい不穏な空気だと勘違いしてしまうかもしれない。 女性は沢山話してもなかなか満たされない、男性は一言二言話すだけで十分お腹一杯になる性質がある。 女性の好きな特徴という項目でも「トーク力」を上げる男性はほとんど皆無。 男は場を盛り上げるテクニック、会話術を持つ女に特別魅力を感じることはあまり無いということです。

言葉を使う時の男女の大まかな違いとして女は友好関係を築くために言葉を使う。 男は意志伝達の道具として言葉を操る。 男性にとって無駄口だと思えることは女性にとって非常に重要なものであり、 女性の仲良くなるため軽いジャブのような会話や挨拶は、男性にとってはどうでもよかったりします。



〜ケンカをすると女は語る、男は押し黙る〜

カップルや夫婦のケンカを例にするとわかりやすい。 女性は衝動的に相手の悪口を言ったり不満を並び立ててぶつける。 この時の勢いは口下手な男性にはとても止められない。 その時、男性は相手の話を完全に無視してシャットアウトしてるかのような態度を取ります。 へそを曲げて不機嫌そうな顔をしている状態かもしれません。

女性はこの姿を見て「文句があるなら男らしく言いなさい、逃げるなんて臆病者ね、話し合わないなら負けよ」 なんてことをまくし立てる。 この二人の様子は傍から見ると女性が怒っているように見えるが、実際に怒りのボルテージは男性の方が 上昇している。

女性は感情がそのまま言葉へと流れ出るのが特徴なので、自分の主張を無意識のうちに大洪水のように投げかけてくる。 これに対して男性は知らん振りをしつつも頭の中でしっかり考えて反論を並べている。しかし「言っても理解しないし、 聞く耳を持たないし無駄だろう」 と口には出さない。 興奮状態、いわゆるヒステリーモードの女性には正論を言ってもほとんど無意味なのは男なら誰もが感じている。

男は一度本気で怒ると手が出てしまうので、できるだけ自分を冷静にしようとクールダウンしている。 つまり、男性が無視しようとしているのは、自分の中に沸き起こる負の感情を必死で抑制して熱を冷ましてやり過ごしているのです。 そうとは知らずに、女性が追い討ちで責め立てると、限界を超えてしまい信頼関係の絆がプツンとキレてしまう。 ここでも女は話し合って関係を回復したい、男は黙ったままで仲直りしたいという思惑のスレ違いが生じている。



他の事例でも似たようなことが起きています。 女性はストレスや悩みを抱えると周囲の友人と飲み会をしたり、 彼氏や家族に自分の不安や不満を暴露することでフラストレーションを解消しようとします。

対して男性はイライラすると、自分の趣味、車などの機械いじり、釣りやゲームなどに没頭したり、 外に出て体を動かそうとする。貝に篭って孤独になりたがる。 彼女や両親に弱みを語ろうとする男性はあまりいない。 男女では本能的にベストなコミュニケーション傾向がある程度定まっているのかもしれません。

スポンサードリンク

男性との会話でのNGパターン、嫌われる話し方の流れ

・強制的に質問に答えさせる

初対面の男女にありがちな失敗ケースに根掘り葉掘り質問しすぎるという要素があります。 例えば、初めて顔を合わせるメル友とのデート。 どちらか一方が緊張し過ぎてしまい、相手に息継ぐ間もなく個人情報を尋ねる。 これはまさに警察のような尋問形式に陥ってしまっている悪いパターンです。

「家族構成は?仕事は何してるの?収入はいくら?好きな映画は?休みの日は何してるの?」 というような質問は10分の間に何度も繰り返してしまう。 そして答えを言ってもそこから会話を広げることも特にせず、次の質問に移る。

この時の相手の心理状態は「次は何聞かれるんだろう、心が休まないな」となります。 特に口下手で話すのが苦手なタイプの男性は、より居心地の悪さを感じるようになってくる。 相手に好かれようと気を遣って会話のパスを出すのは、男性にとってはマイナス評価になりやすい。 会話が続かない、弾まないからといって焦らずに、じっくりと腰を据えて、沈黙の間を楽しむ余裕を持ちましょう。



話しかけるタイミングは、一呼吸置いてからにしましょう。 一流の人は沈黙している時間で語ることができます 営業が下手なセールスマンはお客の意見を聞こうとせず商品のアピールばかりする。 逆に質問ばかりして誘導尋問もするのも似たようなものです。 このような押し売り行為では、断れない性格の人には有効でも、固定客としてお得意先にはなってもらえません。 人間関係でも同様です。

強制的に喋らせるのは良くない。 女性同士の会話だと相手にトークのパスを渡すのが礼儀であり優しさだという暗黙のルールみたいなものがありますが、 男性にはありません。何かを聞かれるよりも好き勝手に喋って貰った方が楽だと思っているんです。 相手が気持ちよく自ら進んで喋りたくなるような空気を作れるようになりましょう。 男を落とす方法としては、悩みを相談しやすい存在、 何でも話せる女になるのがベスト。 会話の量よりも質が重要なのです。

男性は自分の熱中していることや深く研究していることについては本当に良く喋る。 これがいわゆる仕事自慢と言う奴でしょう。 男性には大抵「これを語らせたら止まらない」という分野が存在する。 これを心のタンスから引き出すことが、男性に対しての会話を盛り上げるテクニックであり聞き上手になるコツです。

・なんでも「わかる」と言ってしまう

女性にとって共感する「わかる」というキーワードは体に染み付いて口癖になっていることが多い。 しかし、男は思った以上にわかって欲しくなかったりする。 何か失敗をした時に「私にもわかるよ」と言われるのはなんとなく嫌な気分になるかもしれない。 確かに男性が自慢話や自分に価値があると吹聴している時には「カッコイイね、凄いね」と言うのは効果的です。 しかし、対した話でもないのに、共感のリアクションをされると男は割と戸惑います。

男社会では、主張が対立していたり、違った意見があるのが当たり前で、 相手を否定しても、筋さえ通っていればそこまで気にならない。むしろ熱い討論をすることでより親密な関係へと近づける。 しかし女社会では、否定するのはタブーなので、ついついその名残で男にも当たり障りのないことで共感してしまう。 男性は女性のように、同調することを求めてはいないことがあります。 女性が何の気無しに口癖で「わかる」と言ってきたとき 「本当かよ」と疑問に思われるかもしれないので注意しよう。

・広く浅い話題

誰にでもウケそうなテーマというと大抵決まっています。 好きな音楽、歌手、芸能人、最近見た映画、読んだ本、職場の同僚の色恋沙汰など。 どれも当たり障りが無く、プラスになったりマイナスにもならなそうな話題。 俗に言う「繋ぎ」のような会話ネタです。 女性同士ではコミュニケーションを円滑にするための潤滑油のようなものです。

20歳以下の若い学生であればまだしも、年頃の男性にとっては聞き飽きている無駄話でしかない。 男は意見や主張を述べたり、細かい専門的な技術について議論するのが好きなので、 誰でも似たような答えが返ってくる会話は余り好みません。 年下女性が年上男性にアプローチする場合は、 視野を広くして含蓄に富んだ深い会話をしたいものです。これはお互いのIQや関心ごとの相性もあるもんだいですが。

・下品な言葉遣い

女子校のノリは下ネタや汚い言葉が飛び交っていると聞きます。 乱暴な言葉遣いは男の美化された乙女像を壊してしまう。 ふとした時に出てしまう男言葉、例えば「○○じゃねーし」のような否定語は評価が最悪です。 女同士ではお茶目で可愛いかもしれませんが、男から見れば非常に寒くてテンションが下がります。

一部では言葉遣いが悪いギャルにも需要があるかもしれませんが、大抵は清楚でおしとやかな女性が好きなのが 普通です。同年代であれば親しみやすいタメ語も良いですが、 やはり丁寧な敬語の方が、大切にして守ってあげたくなると思わせる演出がしやすいと思います。 デートや婚活でもまた会いたいと思わせるのは上品な女性です。 結婚した後も敬語の夫婦ってなんだか素敵で風情があります。

・引き気味で喋る

女性は一度「生理的に無理」と感じるととことん毛嫌いする性質があったりするので、 第一印象が悪いと一歩後ろの下がっている人がいます。 そうでなく、本当は仲良くしたい気持ちがあるのに、距離が遠いのも女性には多い。 また、会話中に視線を外してばかりいたり、腕を組んだりなど、不機嫌そうで笑顔がまったく無いなど、 露骨に消極的な態度を取ってしまっていることもある。

これらは全て無意識に嫌っている動作なので、友好関係が築かれ辛い。 「嫌い」の一言で終わりといえばそうですが、せめて仕事中やデート中ぐらいは表面上だけでも明るく楽しく、 優しく振舞いたいものです。 男が寄ってこない、とお悩みの女性は、 自分が人を遠ざける接し方をしていないか客観的にチェックすると問題点に気づくかもしれません。

・望んでいることを言って欲しい

「長い事付き合っている彼氏が最近冷たい、たまには愛してるって言って欲しいな」 としみじみ考えている女性は多い。 女性は性的に選ばれることで満足する特徴があります。 結婚して子供ができた時、男性から食料援助や外敵からの安全確保をしてもらえるかどうかは 男性の好意とやる気次第です。 それを計るバロメーターが自分の考えていることに気づいてくれるかということです。

はっきり言って男性のほとんどは鈍感なので、女性がしぐさや態度で思いを伝えようとしても伝わりません。 彼女は察してくれない彼氏にイライラが募ってついには嫌いになることもある。 遠まわしな表現で、外堀を埋めてくると、意地でも相手の望んでいることを言わなくなるのが男の頑固さです。

これは特にメールで交流している時にありがちなことです。 「私は忙しいけど、後で遊ぶのはちょっと遠いね」なんていう文章を送ってしまう。 本音としては、片思い中で好意を持っているに早くデートに誘ってもらいたいのに、自分からは絶対に誘わないのです。 女心としては気になる人から迫って来て欲しいという願望があるのかもしれませんが、 本心が曖昧なメールでは相手もあまり信頼してくれない。

恥ずかしくても本心を語ってくれる人に心を開くのは誰でも同じです。 特に男性は女性に比べれば初心で幼稚なので脈ありか脈なしかサインには一切気づかないでしょう。 何か望みがある時はストレートに思いをぶつけましょう。




男は会話の質より量を重要視する」 会話が続く、盛り上がるという定義は、沢山語彙数を増やすことではなく、 いかに気持ちよく口を開かせられるかです。 男は一緒に居て安心しリラックスできて、相手を信頼している時に話します。 その信頼関係や好意の気持ちは意外と「沈黙してる間」に育つと覚えておいてください。

ただ、不機嫌そうに黙っているのとは微妙に違うのでそこは注意しよう。 何も語らずに見つめ合うのは男女の一番の会話です。 目は口ほどに物を言うのが男の特徴です。 まとめてしまえば、男は「サイレントラブ」が好きということです。



このページに関連する記事

スポンサードリンク

よく読まれているページ

最近更新した記事

サイト内検索

カスタム検索

おすすめの婚活情報

話題のサイトリンク



Copyright(C)2024 恋愛tanu.com Co.,Ltd. AllRights Reserved.